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常見陽平 / 日本経済新聞出版 (8件のレビュー)
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総合評価:
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dekadanna
エヴァンゲリオンの設定を通して、労働社会を見透かす書。なかなか斬新でかつ、興味深い視点であり、ガンダムのジムをテーマにしているという前著も合わせて読みたくなった。
投稿日:2018.11.12
fumihito1983
日本の会社の労働環境とか人事組織をエヴァンゲリオンを通して説明する感じの本。 色々と勉強になることは多かったが、エヴァンゲリオンに関する色々な解釈が俺と違いすぎて受け入れ難い。
投稿日:2018.03.03
nksntks0922
読了。就職して、今年で20年になる。話の1995年から2015年に結構被るので面白く感じた。その時代を過ごした団塊ジュニア向けの本に感じられた。他の世代が読んでもわかりにくいと思う。エヴァンゲリオンと…労働環境の話であった。娘にこの話をしても役に立つか、疑問だ。どんな生き方が正解だったのかなと感じた。就職するまでマニュアルがあったのに、なくなったように感じる。私はマニュアル通り頑張ってみたが、うまくいかなかった人間だ。でも、今は結構幸せである。続きを読む
投稿日:2017.02.27
urarincho
このレビューはネタバレを含みます
先輩からいきなり送られた本。うーん、「じゃけん、なんね?」という感じかなぁ。どうもこの手の本はウチには合わないなあ。評論家になるなと書きながら、じゃあ、この本はなんなんだ、と突っ込みたくなる。エヴァの世界観と今の労働環境が似ていると指摘して、だからどうなんだろうか。その先をどう考えているのか提示してほしかったかな。エヴァと労働環境が別に似ていても似ていなくても、何か問題があるのかな?似ているから預言書的だとでも言いたいのか?労働環境が過酷で問題ありなのはわかるけど、お金を稼がないと日本という国が成り立っていかないのも事実だと思う。就活や女性の社会進出にも問題が山積みなのはいろんなところで言われている。こんな問題、解決策がすぐ出るわけでもなく、その職場や状況、時と場合によって対応策も変わってくる。結局、個人個人で考えて最善策を取らざるを得ないんだと思うのだけど。まあ、一人で悩み考え込むのはよくないと思うので、いろんな情報が開示されて、適切な情報を入手するというのも大事だろうし。国にはセーフティネットだけはしっかり作ってね、としか言いようがないと思うんだが。 企画書の話が一番気になったというかピンと来たかな。当初は子供向けに「自分の意思」「ひとりだちできる力」を示したかったと。そういった下敷きがありながら結果的に神的作品になったというのがすごいなあ、と思った次第。 それでもまあ、逃げられない若年労働者を碇シンジに重ね、派遣や地位が不安定なところを「代わりがいるもの」と綾波レイに重ね、グローバル人材,エリートであることを求められるのを惣流・アスカ・ラングレーに重ね、働く女性を葛城ミサトに重ね、リケジョを赤木リツコに重ねたのは確かに面白かった。でも、ならばこそ、碇ゲンドウやゼーレの皆様や特務機関NERVも何かになぞらえてほしかったなあ。何かあるかな???死海文書とかね生命の樹とかはどう考えているのかな。 「逃げちゃだめだ」も何も逃げ場なんてどこにあるんだよ、と言いたくなる今の世の中。 次にどのような「使徒」が現れるのか、と締めているけど、予想がつかないのが世の常なのだから、それを「使徒」になぞらえるのは、当たり前すぎるというか。 作者の言いたいこと、やりたいことがウチには読み取れなかった。
投稿日:2015.12.06
poron330
このアニメを労働問題と絡めた本で、今までには無い切り口だ。20年前の作品が今の労働状況を予言しているとして、使い捨て労働の象徴が「私が死んでも代りはいるもの」綾波レイ。グローバルエリートで頑張りすぎて…崩壊する「一番のエリートパイロットなのよ」アスカ・ラングレー。一億総活躍社会の名のもとに男と同等の仕事を求められる女性を現わす葛城ミサトと赤城リツコ。まぁこじつけみたいなものだが…。 日本政府曰く、これからの女性は仕事も出産も子育てもパーフェクトにこなさねばならないとのこと。まず政治家から女性が多く当選するようでないと。ドイツ・韓国・そして多分アメリカも国の最高指導者が女性となる。日本でもその位可能なはずだが、候補はとなると野田…無理、稲田…止してくれ、丸川…嘘だろ、これらの人物がG7で各国首脳と並んだらこの国は終わりだ。他国に見劣りせず、ネゴできそうなのは、(゜-゜)蓮舫ならヴィジュアルも性格も負けていないか。続きを読む
投稿日:2015.11.19
満田 弘樹
現代労働社会とエヴァンゲリオンを重ね合わせて読み解いていく本。 本書で何度か登場する「エヴァは現代を予言していた」というのは、一種の装飾語で、もちろんあり得ない。むしろ、現代における労働問題が20年…前のエヴァンゲリオンで描かれていたにも関わらず、それを回避できなかったことを指していると捉えたほうが良いと思う。 本書ではエヴァンゲリオンについて、著者の視点から再度、捉え直した後、現在の労働者を「自己肯定できない碇シンジ」「代替の利く綾波レイ」「エリート・グローバル人材の惣流・アスカ・ラングレー」などに例えつつ、それぞれが抱える問題点を指摘する。 個人的に大きな問題だと思っているのは葛城ミサト、赤木リツコに例えられる「女性活躍社会」だ。 僕の妻は双子を出産したけれど、改めて思わされたことは、妻が愚痴を漏らしていたように、 「女性も大学に行く時代になって、就職して男並みに仕事するよう言われ、働いたら働いたで結婚しろと言われ、結婚したら結婚したで子供を産めと言われ、子供を産んだら産んだで育児をしろ、さらに働け、でも保育園は空いてない、家事を誰かが代わりに全部やってくれるわけでもない。双子を相手にどないしろっつーの」 だ。 一億総活躍社会も結構だが、そもそも生物学的に異なる(例えば、男では母乳は出ない)のであり、十把一絡げに「総」活躍などと言っても虚しい響きしかない。 一人ひとり・個人個人に合った生き方(もちろん競争と努力を伴って)ができればそれでよいのではないか。続きを読む
投稿日:2015.10.25
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