【感想】マンガでやさしくわかるU理論

中土井僚, 松尾陽子 / 日本能率協会マネジメントセンター
(31件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
5
15
3
1
0

ブクログレビュー

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  • 海老ピラフworld

    海老ピラフworld

    U理論は興味深いが、抽象的な部分も多くとても分かりづらい。マンガで分かる形にしているので、かなり理解しやすくなっていると思う。

    投稿日:2023.03.13

  • taka17854

    taka17854

    原著は読んでおらず、組織開発の通信教育を受ける中でu理論の話があったのでこの本を手に取りました。通信教育のテキストでは非常に難解な印象のあったu理論ですが、本書では日常で起こりうるケースを例えに出しながらの解説がありとてもよくわかりました。自分自身も経験したことのあるようなケースもあり「あ、あれってこういうことだったのか!」という循環もありました。続きを読む

    投稿日:2022.06.25

  • なおつ

    なおつ

    このレビューはネタバレを含みます

    ・自分の行動と相手の意識は死角になる
    ・ダウンローディング(過去の枠組みを基にした決めつけ)→頭の中に浮かんでいる思考を吊るす(あ、今自分は○○って思ってるな)→保留する(そのことについて判断しない、判断しなければいけない場合も暫定で決める)
    ・センシング(自分の主義主張を傍に置いて、相手の主義主張にこだわる背景に耳を傾ける→相手の背景に身を置く、疑似体験)
    ・プレゼンシング(恐怖を手放し、行動する→未来が出現)※小さなUを繰り返し、大きなUになる→計画が立てられ、PDCAに移行できる

    レビューの続きを読む

    投稿日:2022.01.13

  • みきてぃ

    みきてぃ

    このレビューはネタバレを含みます

    理論自体は理解するのが割と難しいのですが、物語と絡めて解説してもらえたので理解できました。

    ・自分が当事者であるにもかかわらず、人のことのように解決しようとすると余計にトラブルになる(ルービックキューブ型)
    ・自分が無意識にしている嫌な表情、相手に対する勝手な評価に気づき、保留する必要がある
    ・保留することで状況を俯瞰し、自分の価値観や枠組みにとらわれずに理解をしようとする
    ・自分の靴を脱いで、相手の靴をはく。そして相手が自分に指している矢印が何か知る
    ・自分が見えたものを理解し、恐怖を乗り越え、執着を手放す※相手からの見られ方への執着など
    ・そこから起こる未来を受け入れイノベーションを起こす

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    投稿日:2021.04.04

  • 1486163番目の読書家

    1486163番目の読書家

    マンガでわかりやすかった。でも、お互いの悪いところをまとめてお互いで話し合うって言うのは、実際にはどうかな・・・

    投稿日:2021.02.03

  • さき

    さき

    U理論が何かを全く知らない状態で読んだが、
    ダウンローディングがめっちゃ自分に当てはまっていて、
    センシングを意識する必要があると思った。

    傾聴が課題と言われたことがあるが、
    話を聞いたところで、
    先方の心理的安全は担保されるかもしれないが、
    こちらの意見は変わらないし、
    結果も特に変わらないと思っていたが、
    プレゼンシングが必要ということが分かった。

    下記、覚えておきたい内容。

    ・ジグソーパズル型
     自分=問題の外
     論理的に分解された個別の施策の積み上げによって解決できる問題

    ・ルービックキューブ型
     自分=問題の一部
     要素が複雑に絡み合っているために何らかの対策を打つと必ず様々な方向に影響をもらたす問題

    ・認知と行動のループ
     「自分の認知」「自分の行動」「相手の認知」「相手の行動」という4つの要素が循環的な因果関係をもつもの

    ・U理論とは
     マサチューセッツ工科大学上級講師、C・オットー・シャーマー博士によって生み出された、「過去の延長線上ではない変容やイノベーションを個人、ペア、チーム、組織、コミュニティ、社会のレベルで起こすための原理と実践の手法を明示した理論」である
     特徴は「内面のあり方」に注目している点
     U理論では、変革の成否は、何をどうやるのかではなく、何者としてそれに立ち会うのかにかかっているという考えに基づき、その変革者の内面の変容を重視

    ・U理論の3つのプロセス
     センシング
     プレゼンシング
     クリエイティング

    ・ソーシャル・フィールドの4つのレベル
     レベル1 ダウンローディング
     レベル2 シーイング
     レベル3 センシング
     レベル4 プレゼンシング

    ・ダウンローディングとは
     過去の経験によって培われた枠組みを再現している状態
     何も結論(決めつけ)や判断をくださず、思考を吊るして眺めることが保留の本来の意味

    ・シーイングとは
     目の前の事象、情報、状況に意識の矛先が向けられた状態
     シーイングへの移行は自分の意志によって生じるものではなく、あくまで外部刺激によって起きる
     過去の枠組みそのものが変わったわけではない

    ・センシングとは
     過去の経験によって培われた枠組みが崩壊し、枠組みを超えた側から今の自分や状況が見えている状態
     自分の靴を脱いで、相手の靴を履く
     開かれた心にアクセスする
     対立ループダイアグラム

    ・プレゼンシングに移行するために
     自己同一視から生まれる何かしらに対する執着を手放すこと

    ・PDCAサイクルとUプロセス
     PDCA「過去からの学習」
     Uプロセス「出現する未来からの学習」
     「そもそも、どんな計画を立ててよいのかわからない」という状況においては、PDCAサイクルを回しようがない
     プレゼンシングの状態から何かが立ち現れ、計画が定まったところで、PDCAサイクルに移行

    ・クリエイティング
     意識変容が生じた後、Uの谷を昇り、具現化していくというモデルの右側に位置する、行動変容のプロセス

    ・試行錯誤の質を高めるヒント
     プロトタイピング
     シンクロニシティ
     
    ・オーセンティックリーダー
     本物の自分らしさから生まれる純粋な情熱と貢献意欲は、「自分あっての相手」という生き方から「相手あっての自分」という生き方への転換を生み出し、ただ誰かや何かの役に立ちたい、自分にできることをしたい、という自然な衝動へと育っていき、より自然体なあり方で周囲に肯定的な影響をもたらせるようになる
     そうした自然体な、その人らしいリーダーシップを発揮している人は、オーセンティックリーダーと呼ばれている
     オーセンティックリーダーの純粋な情熱と貢献意欲による衝動が、まるで結晶のように形づくられ、志を同じくする仲間との共創造(Co-Creation)を可能にしていく

    以上
    続きを読む

    投稿日:2021.01.29

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