羽田圭介 / 河出文庫 (65件のレビュー)
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山賊パスタ
兄弟喧嘩のお話。 ただそれだけなんだけど、不思議に引き込まれてしまう。実際そうするかは別として(しないだろうけど)、不仲な兄弟なら、妄想の中ではこんな感じなんだろう。精神的にまだまだ成熟には程遠い2人…の確執、ただそれだけの題材でここまで読者を引き付ける筆者の実力は凄いと思います。 しかもこれ、17歳で書いたそうで。 他の作品にも期待したい。続きを読む
投稿日:2025.06.15
Mia
家庭内という超狭い世界で起こる攻防。なのにドライブ感があっておもしろすぎる。登場人物が全員不気味すぎて、途中から作者の人間性すら心配しながら読んでいたのだが、解説部分でそんなことはないので大丈夫( ◠…‿◠ )と否定していただきほっとしたw さすが文藝賞、さすが羽田さん、、おもしろかったの一言に尽きる続きを読む
投稿日:2025.01.30
hashiita
当時、自分と重ねて読んでいた。描写をイメージさせられた記憶がある。怖さを感じたが、それでも楽しませてもらった。
投稿日:2024.04.21
記録
このレビューはネタバレを含みます
信頼できない語り手ではあると察していたが、かなり特殊な構成をしていて純粋に驚いた やや不自然な会話や稚拙な表現に関しても、伏線に捉えられるように作っており面白い 私自身はこういう性的表現が露骨に使われる文章はあまり好きでは無いが、高校生と中学生という多感な思春期の不仲な兄弟感をリアルに描いているように感じた 構成上か(または作者自身が17歳だったためか←関係ないけど作者の性別や年齢で文章どうこう言うのは失礼な気もするし、思い込みも多く発生すると思うのでよくないと思う)、やや不快に感じる部分も多く存在した一方で、大きなオチはあるがカタルシスを感じさせるものではなくやや微妙な気持ちは残る テニス部に所属する兄には、中学生ながら明瞭で結末に大きく関わる後輩が存在するがその後輩がやや特殊な立ち位置でこの人物に関しては何か作為を感じるが1回目の通読では読み切れなかった そのためもう一度読んでみようと思う そう思うほどには中々悪くない作品だったということ
投稿日:2024.04.18
Mio
兄弟がいないので自分と比較はできないが、切っても切り離せない存在に対して抱いてしまったら圧倒的に生きにくくなる感情を抱いて、深めていくのが痛々しかった。 どちらの視点で見るかで同じ出来事も歪んで見えて…しまうのがよくわかるし、どの方向から見ても主観が入るので客観視なんてないというのがよくわかった。 最後の最後に考えるのが結局それかと、なんだかやるせなくなった。続きを読む
投稿日:2024.04.15
まきゅう
やられたら、やり返す!という復讐の無意味さを兄弟喧嘩という全世界共通な普遍的イベントに落とし込みながら嫌味ったらしく、バイオレンスに描いた内容は強烈! 256ページからのリスタートな展開には絶句。から…の着地に感服。綺麗事じゃない世界観が好み。これを17歳でカマした羽田圭介ヤバいでしょ。傑作!続きを読む
投稿日:2024.03.14
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