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羽田圭介 / 河出文庫 (60件のレビュー)
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総合評価:
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まきゅう
やられたら、やり返す!という復讐の無意味さを兄弟喧嘩という全世界共通な普遍的イベントに落とし込みながら嫌味ったらしく、バイオレンスに描いた内容は強烈! 256ページからのリスタートな展開には絶句。から…の着地に感服。綺麗事じゃない世界観が好み。これを17歳でカマした羽田圭介ヤバいでしょ。傑作!続きを読む
投稿日:2024.03.14
ぼもちゃん
テンポ良いのですぐ読める。 憎しみで体が満ちていく描写が良かった。 17歳でこれを書いた事に驚いた。 面白かった。
投稿日:2024.02.16
にこ
このレビューはネタバレを含みます
⚫︎受け取ったメッセージ 「兄弟喧嘩」をここまで魅せる… ⚫︎あらすじ(本概要より転載) 兄の部屋を偏執的にアサる弟と、執拗に監視・報復する兄。出口を失い暴走する憎悪の「黒冷水」。兄弟間の果てしない確執に終わりはあるのか?当時史上最年少十七歳・第四十回文藝賞受賞作! ⚫︎感想(⚫︎ネタバレ注意) 「兄弟喧嘩」をここまで発展させ、読者を最後まで惹きつける。小説家とはやはり感受性、想像力、表現力を併せ持つ特別な人々なんだなぁと改めて感じた。真剣でやばいのだが、ベースは兄弟喧嘩なので、ダークなんだけど、ちょっと笑ってしまうというか。そういったところは芥川賞受賞作の「スクラップアンドビルド」にも感じた。他の著作も読んでみたい。 黒冷水は「兄」によって書かれたメタ構造の物語だったが、小説内の現実で一番ヤバい奴は「黒冷水」を書いた「兄」であり、弟が意識不明だというのに、親も「…手加減しなさいよ…」なんて言う程度で、異常サイコパス味があってほんとこわい。不穏だし、こわいけど読むのがこわいくらいとまらない。そんなお話でした。
投稿日:2023.11.13
りー
17歳でこれを書いたなんて、やっぱり天才は違うなと思った! 兄弟それぞれの視点で書かれ、一気に読み切ってしまいました。 気持ち悪さもあるけど、面白かったです。
投稿日:2023.10.15
finger0217
最近読んだ羽田圭介の作品が面白かったのでデビュー策を手に取ってみました。 一言でまとめてしまえば、「陰湿な兄弟喧嘩の物語」です。その単純な舞台設定と、なんだか壮大な正義の戦いのように描いているけれど結…局のところ「家庭」という枠組みの中の小さな物語でしかない、ということが、この作品の世界が身近に感じられる理由なのだろうと思います。 お互いに激しく嫌悪している兄弟ですが、物語の語り手でもある兄は、弟への憎悪だけでなく、弟が兄である自分自身へ向ける憎しみの理由を考えたり、弟のあり様を受け止めようとしたりするなどの成長を見せます。 そして、大団円……といかないところが、羽田圭介らしいところです。 決して美しい物語ではありませんが、それでも読後感は悪くありませんでした。続きを読む
投稿日:2023.09.11
MS(1763691)
作者17歳の時のデビュー作。文藝賞受賞。 一気読みするほど面白かった。‥‥が、誰かに薦めたくはないかも‥‥
投稿日:2023.07.16
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