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花房観音 / 扶桑社BOOKS (12件のレビュー)
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総合評価:
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みみなり
実際の事件をベースにした作品。 登場する官能小説家は自身を投影したキャラクター。キーワードとなる「春海さくら」自身の心情はなく、関連する人物に焦点をあてているのですが、それぞれのドロドロした印象が渦巻…いている感じで一気に読みました。嫉妬がテーマ。 続きを読む
投稿日:2023.12.18
syak4tam
男が読む本じゃないな。 かと言って、女にも読んで欲しくない。 でも面白い。 ある意味、とてもエンターテイメントな作品。 それも「負」の。 お金と時間を費やして、恐怖や実世界で認められない欲望を仮想体験…するのは、勿論それが現実では困るから。 これを真剣にとらえず、作品、フィクションとして楽しんで読める人にだけ読んでほしい。 自分自身がそうであるかは甚だ疑問だけど。続きを読む
投稿日:2019.09.07
sakibear
木嶋佳苗容疑者を事件をベースにした小説。 「東京という街は」、「誰よりも女なのだ」、という表現は、キーワードらしいんだけど、その概念がありきたりで使い古されてるため、全くついていけない。なんか、表現が…古くさい。 今時、女の中の女、みたいな表現で何か伝わるほど、女性も単純でもない。むしろ、こんな括られ方するとウンザリする。 ただし最終章で作家が別の顔を持つところは面白い。 総じて人物描写はありきたり。人生ってこれだけしゃないからな、としか言えない。続きを読む
投稿日:2016.10.02
milk2360
木嶋佳苗をなぞったような、小説。 恨みや妬み、嫉妬が前面に押し出されている。 花房さんの書きたいテーマがしっかり表現されていました。
投稿日:2016.09.03
さえさんさん
あの事件をベースに書かれていると思います。 それほどあの事件は私たち女性に衝撃を与えたのですね。 どうしてもランク付けし、「自分はあの娘よりマシ」なのに…こういう嫉妬はいくつになっても、誰に対しても抱…きたくなるものね。続きを読む
投稿日:2016.06.08
kei_m
婚活連続殺人事件で死刑判決を受けた「さくら」、木嶋佳苗を題材にした作品。 作家自身をモデルにしたような、官能小説で受賞してデビュー、その後、ホラーや文学のほうが著作数が多いにもかかわらず、官能作家と言…われるという女流作家が、フリーライターと一緒にさくらの周辺の女性たちを取材するという構成。 テーマは嫉妬。面白いのではあるが、著者の思考、言いたいことがわからなかった。 (図書館)続きを読む
投稿日:2016.05.21
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