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安田浩一 / 扶桑社BOOKS (8件のレビュー)
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総合評価:
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あんみつ/胡桃院
「黙って放置すれば、やりたい放題で、反論すればさらに中傷が増える。これがネットにおける憎悪の回路である。まさに、いじめの構図そのものだ。」
投稿日:2018.01.08
kazemakase
ネットリンチの現状のレポ。運悪く誤爆されて、ありとあらゆる情報が晒されてしまった人には救いが全くないというのは恐ろしい。すごい昔は発言するのに必ず名前と所属を名乗ったものだけど、一見匿名社会は恐ろしい…。ネットリンチは日本特有の現象なのかが気になる。誰か調べてくれないかな。続きを読む
投稿日:2017.05.21
isseiabe
すごく冷静にまとめてくれているのだろうけど。 リアルすぎて、嫌悪感とか気持ち悪さとか、吐き気がしてしまう。 現実から目を背けてはいけないということもあるが、なかなか建設的には考えにくい。 非常に難しい…問題だ。続きを読む
投稿日:2016.02.13
RA101E
最近、ニュースサイトのコメント欄がひどすぎるので、すっかり読まなくなりました。そこに書き込めるスペースがあって、身近な誰もが憤っている事件があれば、誰でもリンチの加害者になるこわさがよくわかります。 …被害者になりたくないことはもちろんですが、たまたまむしゃくしゃしたり、酔ってしまっていたり、身内の誰かがこんなことをしたら・・・と思うととても怖くなります。 一方で、リンチに加わることに歯止めをかける仕組みや、やったことに対してきちんと罰を与えるルールを早く作ることも必要に感じました。続きを読む
投稿日:2016.01.17
amazonrevier
ネット私計の凄まじい現実が書かれてある。 ただどうすればいいのか解決策は書かれてはなかった。これから私たちが考える課題なのか。
投稿日:2015.12.06
亞綺羅
借りたもの。 ネット私刑――「さらし」と呼ばれる行為で、悪質な事件の首謀者等として何の関係もない人間が、事実無根の誹謗中傷に晒され、傷付いている様を追ったルポ。 これを読んだ現時点で、まだ記憶に新しい…事件の例を挙げている分、肌にひしひしと感じる人間の暗い感情。罪の意識のない悪意の連鎖。 被害者の被害状況だけでなく、それを行った人々の事例も僅かながら紹介。 そうした行動を取る人間は、総じて考えが狭い・固定されている。 悪意があって攻撃する人の場合、犯人は「面白半分」であること、匿名性と手軽に行えることで「罪の意識が無い」ことを、著者は取材で強く感じている。 更に「ネトウヨ」と呼ばれる人々に限らず一般の人々でさえ、義憤に駆られ憎悪を掻き立てられ行動してしまうことを指摘していた。 「デマ情報」に踊らされ中傷した事を被害者から告訴されても、そうした人々は大抵「デマに踊らされた自分も被害者だ」と言うそうだ。 被害にあった場合の具体的な解決策が明示されている訳ではない。 ただ、これ以上被害を増やさないために、ネット私刑の加害者とならないために、記者としての著者が特に訴えたいこと、「感情にかられデマ情報に惑わされないこと」を強く感じた。 特に「ニュースソース(真偽)をはっきりさせること」の重要性を意識させる。 同時に、怒りや憎しみでそうした判断が鈍ってしまうという人間の性を肝に銘じておかなければならない。続きを読む
投稿日:2015.10.23
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