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谷川俊太郎 / 東洋出版 (3件のレビュー)
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akitukiyuka
対談がきっかけで編まれることになった詩集。 谷川さんの別れてきたひとたちへの詩を集めたこの詩集。 その特性のために、普段の詩集よりも泣いてしまった。 というか、ほぼ泣いていたと思う。 こんなふうに見送…られたら、きっと笑いながら手を振ってしまうだろうなと思わせてくれる詩だった。 図書館で借りたものだけど、これは自分のもとにいて欲しい本になった。続きを読む
投稿日:2023.10.20
umintyu3003
見知った人の死は、やはりつらい。見知っていなくても辛いときがある。 知り合いでもないのに、なぜだかその人を思い出すと泣くことすらある。 どのようにお別れをするのか、どんな言葉で見送るのか。 あるいは…どうしようもない災害の中で、何を思うのか。 あの日から20年という日に、この本を読んだのは間違いではないのではないかと、ふと。続きを読む
投稿日:2015.01.18
koochann
詩人が友人、海外の知名人たちのために読んだ追悼文が詩として、また素敵!故人の人生を振り返り、彼らを喪った哀しみを歌いあげる。 岸田今日子への「探す」、河合隼雄への「来てくれる」、小泉文夫への「音楽の道…」、市川崑・和田夏十夫妻への「光と影のあわいに」「魂の戦場」・・・この他ジェームス・ディーン、ジョン・レノン、ジョン・コルトレーン、マリリン・モンローたちの訃報に接して読んだ悲歌も。この人の中にはいつも詩のリズムが流れているのだろう。続きを読む
投稿日:2015.01.02
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