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一穂ミチ, 竹美家らら / ディアプラス文庫 (47件のレビュー)
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あゆみ
甘酸っぱくて素敵なお話でした。高校生の純粋さとか、悩みとか好きなものに真っ直ぐ突き進む心とか、こういうの自分も持っていたのかな、と思い返すきっかけになりました。恋人のことになるとちょっと口が悪くなる先…生がかわいらしい。続きを読む
投稿日:2024.05.21
おびのり
一穂ミチさんデビュー作。 ストーリーも文章も初々しくて、こちらが林檎になってしまいそう。ぽっ。 一作目のタイトルは、 君かへす 朝の舗石さくさくと 雪よ林檎の香のごとくふれ 北原白秋 の…短歌からです。さくさくは、足音と林檎の食感の重複ですね。 不倫相手を見送る雪の朝の心情です。 タイトルだけでなく、ストーリーにも重複するものがあります。 2作目は、雪よ〜のその後になります。 「手のひらに きみの気配が満ちてきて 明るい夜の底をゆくときも」 伊津野重美 さんの短歌からのイメージとのこと。 手のひらにお互いの暖かさが感じあえるような仕上がりです。 15年以上前の作品です。これからも楽しみです。続きを読む
投稿日:2023.07.20
まきま
このレビューはネタバレを含みます
イエスかノーか半分かを読んで、一穂ミチの世界にハマった。 初作品の「雪よ~」も、1.2を争うくらい好きな話だった。 志緒が可愛くて、りかもいい子で… そして桂は、いい加減そうででもそうじゃなくて、過去があってだからこそ今がある。 桂も志緒に会えてよかった。志緒も桂に会えてよかった。 栫だけは、どうも納得がいかないけど、彼の心も知りたい。
投稿日:2023.06.28
まるまり
読了。毎朝図書室で関わっていって……生徒と先生のBL作品です。ちょっと入り込めないことがあったけど、全体としては良かったです。一穂ミチさんのデビュー作とのことで気になってました。
投稿日:2023.03.27
みんみん
一穂ミチさんデビュー作再読 15年程前の作品ですが何というか… 美しい言葉、流れる空気感…既に一穂ミチという世界が出来上がってるって感じです。 毎回思うのですけど、タイトルが素晴らしいな〜と。 各章…につけられるタイトルも同様。 無知なわたしが知らない美しい言葉。 主人公である桂が高校の国語の先生なので 作中にも素敵な文章がいっぱいです(^ ^) 続きを読む
投稿日:2022.04.07
しろこ
一穂ミチさんのデビュー作。ずっと積んでた!やっと読んだ! 高校入学後の出会いと、高校卒業までの二篇。+先生の過去の精算のお話。 本当に最初の頃の志緒はとんがっていて、思春期反抗期真っ只中、といった雰囲気だったけど、恋をして、色々な気持ちを経験して、自分に素直で良い子になったな、と思う。純粋に真っ直ぐに先生を好きになる志緒。誰にも流されないし、触れさせない。無敵の若さと強さが眩しい。 妹を愛してくれて、よかった。 桂は、モテるのわかる。こんな先生、いないけどね!そこが、先生×生徒の良いところ。 一穂さんお得意の、過去の辛さを上塗りするような飄々さ。その影に惹かれてしまうのよ。 それぞれに恋に落ちる瞬間が、ちょっと抜けちゃってる感じかしたし、桂に15才の男の子に惹かれてしまう葛藤があったら、とも思ったけど(好きになった理由はわかる)。けど、その後、2人が本当に想いあっていて狂おしいです。 先生の過去も癒されて、今後の2人は幸せになっていくんでしょう。短編集を読むのが楽しみだー。 りかちゃん、いいこ。栫が本当に怖かった…。
投稿日:2022.02.19
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