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林真理子 / 新潮文庫 (14件のレビュー)
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ミーコ
【自称女流作家の波瀾万丈ダメんずウォーカー】 「白蓮れんれん」「ミカドの淑女」との評伝三部作内では、一番良かったかもしれない。 眞杉静枝の波瀾万丈の人生の目まぐるしさと寂しさ。 彼女の、登場人物たちの…著作も読みたくなった続きを読む
投稿日:2017.04.26
hetarebooks
林芙美子や宇野千代と同時代に生きた眞杉静江の生涯を彼女の付き人のようなコケシちゃんの視点から描く。 台湾で生まれ、美貌の母から受け継いだ美貌ゆえに先を不安がられ早くに嫁がされるもその結婚生活は不幸な…ものに。 YWCAの寄宿舎へ逃れ、ようやく読書の楽しみを語り合う友に恵まれ…記者の仕事も得て。 そのなかの1人、船場のご寮さん 松子(後の谷崎潤一郎夫人)の無邪気な発言をきっかけに憧れの志賀直哉や武者小路実篤と対面、武者小路実篤の愛人となり… 中村地平、中山義秀、はたまた若き日の太宰や宇野千代、才ある作家たちと交流しつつも結局ただ女であった哀しき女のお話。続きを読む
投稿日:2016.11.18
tobenaitonbi
眞杉静江という人は正直苦手だ。 私のなりたくない人間NO.1。 美人で、何もしなくてもチヤホヤされて、知名度の割には何もしていないのに。 でも、あとがきの女流作家の業という言葉に納得した。 世間は飽き…っぽく、次々と仕事をしなければ存在を忘れ去られるのだ。 なんだか教訓というか、戒めというかを得た。続きを読む
投稿日:2016.10.29
まるたま。
女文士というタイトルになんか惹かれて読んでいますが タイトルがりりしいのに、内容はなんか女々しい。
投稿日:2012.09.25
hikaruko501
林真理子の本は多少読んでいるが、エッセイが多く、彼女はファッションや美容の事に関する関心が強い女性と言うイメージが強かった。 この本は、とても引き込まれて読んだ。眞杉静枝と言う女性に嫌悪感を覚えてしま…ったが、彼女の哀しさ淋しさと言うものが伝わってきて切なかった。 壮絶な生涯を描いた凄い本だと感じ、著者の実力を感じた。 最後に、参考文献のページを見て、又別の感動を覚えた。これだけの本を書くために著者が参考にした文献の数はすごかった。 それを知って、私は林真理子のファンになった。続きを読む
投稿日:2012.08.16
優奈
女流作家になるという幸福はあったけど、他は離婚とか戦争とか麻薬中毒とか辛い事が多くて、波瀾万丈で浮き沈みの激しい人生より、平凡な人生の方がいいって思ってしまいました。 全部フィクションの話なら○○の時…に××しておけばよかったのに…とか感想が言えるのですが、実在した人物の話だと事実として受け止めるしかないから辛いです。続きを読む
投稿日:2010.11.15
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