【感想】塔の中のペルセフォネ

命を狙われるヒーローと、そんな謎多き男に恋をしたヒロインの物語ではありますが、この物語は、母と娘の関係のお話でもあります。
娘を愛してはいるけれど、自分の思い通りにならない娘に対し、いきり立つ母親。感…情的な母に対し、常に母を喜ばせようとしてきた理論的な娘フォナの劣等感。
そんな母と娘の関係の変化がぐっとくるお話でもあります。
さくっと楽しめるハーレクインらしい良いロマです。
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好評を博してコミックにもなった『臆病な女神』や大きな話題を呼んだ『灰色の伯爵』の著者、パトリシア・F・ローエル。皆さまから切望されていた彼女の新作をお届けします。ギリシア神話にちなんだ名前を持つ無垢な…ヒロインの恋のゆくえにご注目ください。続きを読む

3.1
冒頭から母親の毒っぷりが。
この母は娘を所有物というか自分の分身みたいに思ってるっぽい。
犯人解明には最後捻りがあって面白いけど、全体としてはいろいろツッコミどころもあり、微妙。
けど、まあま…あ楽しめる。続きを読む

ヒロインのママンがうざくてね。娘思いではあるのかもしれないけどさ。現代でこんな母親だと娘はグレちゃうわ。あとね、眼帯詐欺！詐欺じゃんよー！変装のためって、、、ずるい。ヒーロー達を狙う敵も中途半端にしか…出てこなくて、とってつけた感があったかなぁ。せめて最初に顔を出すぐらいのことしてほしかったわ。もしかして、この人が敵じゃね？って思えるぐらいにね。続きを読む