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宮城谷昌光 / 新潮文庫 (18件のレビュー)
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総合評価:
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souta
このレビューはネタバレを含みます
王の兄弟がいると争いになりがち。その点からするとオスマン帝国で行われていたの王の兄弟殺しは合理的な方法ですね
投稿日:2022.02.01
コーララムネ
楽毅は善処するが、中山は滅び、趙の武霊王も後継者争いの波の中で最期を迎える。 後継者の指名は、難題が多く争いの種になることが多々あるのが現代でも同じように思う。 また、楽乗の言葉で面白いことのがあった…ので書き留める。 人が十の力を十出せば死ぬ。楽将軍は八でとめる。それにもかかわらず、敵が楽将軍をみれば、十以上の力を出しているようになる。続きを読む
投稿日:2021.12.11
痛快王
趙との壮絶な戦いを凌いできたが、遂に中山は滅ぶ。中山を破った趙だが、主夫が足元を見誤り、後継者問題で内乱が起きる。楽毅のストーリーだが、趙での出来事が中心の巻である。
投稿日:2020.07.23
ゆうだい
中国戦国時代、楽毅の活躍を描いた物語の第3巻。祖国中山がどのような帰結を迎えたのか、趙の野望はどう展開していくのか、が第3巻の2つのヤマでしょうか。なかなかのドラマでした。 登場人物はそれぞれ個性的な…のですが、本巻においては人相見、唐挙のキャラクターがなかなか素敵でした。続きを読む
投稿日:2019.12.01
aki_AntiNuke
隣国趙に攻め続けられた中山も、紀元前二九六年に中山王を西の辺邑へ幽閉することで末路を迎えた。祖国がなくなった楽毅の前に現れたのは、かつての敵国・趙であった。斉での立場が不安定となった孟嘗君を頼る訳にも行かず、趙への士官を考え始めた頃、趙で父子(異母兄弟)を巻き込んだ大政変が勃発。さらにその政変で楽毅を迎え入れようとしていた主夫(武霊王)も逝去してしまい、楽毅の行く末はまた降り出しに戻り、いよいよ最終巻へと続いていく。
投稿日:2019.04.01
yoshiki0669
中山国の滅亡と大国趙での砂丘の乱がこの巻での主題になります。感じたのは盛者必衰であり、いち早く変化に合わせ決断。行動したものが栄えるということでした。 印象的な文章 ・目的がなければ努力をしつづけに…くい。が、人が目的をうしなったときに、目的をつくるというのが、才能というものではないか。続きを読む
投稿日:2018.09.30
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