【感想】女たちの殺意

松村比呂美 / アドレナライズ
(4件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • スプートニク

    スプートニク

    2時間ほどでさくっと読み終えてしまった。
    裏表紙の著者の写真はお金持ちな家庭の可愛い奥様という感じなのだが、中身はドロドロした女の殺意についての短編でそのギャップが良い。
    たまにミステリ物はプロットが入り組んでいて読み返す必要がある場合もあるが、この小説は内容自体はシンプルなのでどんどん読み進められる。良い意味で軽い。続きを読む

    投稿日:2020.07.10

  • 静華

    静華

     日常生活に潜む殺意。些細なことの積み重ね、ふとしたきっかけ、なんでも。

     『暖かい殺意』は読んでいてつらかった。働かない義姉、それを唯一の家族だからと放置する夫。夫がクソだなと←
     『木箱』『カルシウム』は気味悪さがそこかしこに。
     『どうしても』は……貶められたということが理解できたときのつらさ。
    続きを読む

    投稿日:2016.11.17

  • kei_m

    kei_m

    2015.10.17 購入 (電子書籍)

    携帯小説を書いていた著者の出版デビュー作、第4回新風舎文庫大賞ミステリー部門賞。
    日常生活に潜む女性の殺意、面白かった!!
    著者が好きだという新津きよみさんの作品に更に毒をもった感じ。

    自宅に転がり込んできたルーズな義姉に悩まされる主婦の話「暖かい殺意」だけはありきたりな感じだが、他はとても面白かった。
    ・「茶箱」学生アパートに住むだらしない「わたし」といつも「わたしの面倒をみてくれる綺麗好きの「節子さん」との顛末は予想を超える面白さ。
    ・夫が失踪したという潔癖性の主婦の話「カルシウム」もタイトルから予想できそうで、二転三転。
    ・どうしても結婚したかった中年女性の話「どうしても」
    結末はどれも小気味好かった。

    暖かい殺意/茶箱―乾いた殺意/カルシウム―白い殺意/アレルギー―溢れ出る殺意/どうしても―振り向いた殺意
    (図書館)
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    投稿日:2015.07.26

  • 館長

    館長

    (収録作品)暖かい殺意/茶箱――乾いた殺意/カルシウム――白い殺意/アレルギー――溢れ出る殺意/どうしても――振り向いた殺意

    投稿日:2011.06.10

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