【感想】寵辱 ~灼熱に抱かれて~

藤森ちひろ, 環レン / ガッシュ文庫
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 彩波(いろは)

    彩波(いろは)

    このレビューはネタバレを含みます

     アシュールは以前より隣国の王太子・ハリードより言い寄られていた。
     しかし、アシュールは様々な人間と浮名を流している男のことを信じられずにいた。
     ところが、アシュールの母国が革命により民衆に倒され、アシュールの親族の王族も王宮にとらわれてしまう。
     何とか自身は、隣国のハリードの持ち物である宮殿に逃げ込むことができたが、ハリードに王族の命を守りたければ自分の言うことを聞け、と脅され、媚薬でどろどろに溶かされ、犯されてしまう。
     それでも芯のところで自分を失わないアシュールはハリードにひどい扱いを受ける。ところがある日から、ハリードがまったくアシュールに触れてこなくなって……という話でした。

     まあ、べたべたですね。
     力で強い方が弱い方を手籠めにして、ぐっちょんぐっちょんのドロドロにするけど、気持ちまでは得られなくて、結局、手を放そうとするけれど、放そうとしたところで実は相手の気持ちがこっちを向いていることがわかる……というよくある感じです。
     多分、これ以上の説明はあまりいらない……。
     この説明で想像してもらった通りの話だと思いますので、これで面白そう! と思った人には面白いかも、です。

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    投稿日:2018.10.09

  • pipi

    pipi

    親族救出の代償として、王太子・ハリードの愛妾となった亡国の王子・アシュール。亡命当夜、高慢な支配者として君臨するハリードは、穢れを知らないその体を我が物とした。「おねだりの仕方は教えたはずだぞ」残酷なハリードの囁きが、アシュールに残された王子の誇りを屈辱に濡らす。一糸纏わぬ姿に身につけるのを許されたのは、アメジストの首飾りのみ。けれど灼熱に侵された朝、アシュールの髪を撫でる彼の仕種が、額に落ちる淡いキスが、優しく感じられて…。征服される愛。

    アラブの王太子Xクーデターで亡命中の王子 年上攻
    アラブ物。強引な攻・ハリードに困惑気味の受・アシュール。
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    投稿日:2010.09.19

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