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ライマン・フランク・ボーム, 佐藤高子 / ハヤカワ文庫NV (2件のレビュー)
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このん
『オズの魔法使い』の続編、オズ・シリーズの第5作目。 (早川書房ではシリーズ第10弾として出版されています) ヒゲもじゃでボロボロの服を着た男、モジャボロに道を尋ねられたドロシー。分かれ道まで道…案内をするが、そこはいつもと違う、奇妙な道となっていた。家に戻る道も分からなくなってしまったドロシーは、モジャボロと一緒に1つの道を進む。その先では、様々な冒険が待ち構えていた…。 様々な種族と交流しながら道を探していくというだけで特に盛り上がる所も無く、淡々としたお話でした。 ただ、後のシリーズでも関わってくるキャラが作品内で初登場しています。 愛の磁石を持つボジャボロ、間の抜けた迷子の少年ボタン・ブライト、虹の娘ポリクローム。 あとオズマ姫に招かれた人達では、ボームが別の小説で創作した、オズ以外の国々のキャラクターも登場しています。結構マニア向けな1冊かも。続きを読む
投稿日:2008.10.10
真留子
(内容) 男に道を尋ねられたドロシーは分かれ道まで道案内をしてやるが、そこはなぜかいつもの分かれ道ではなかった。家に戻る道もわからなくなったドロシーは男といっしょに1本の道をたどる。その道はおとぎの国…へとつながっており、ドロシーはその男モジャボロといっしょにまたさまざまな冒険をする。 (感想) ハヤカワ文庫ではシリーズ第10弾として発行されました。相変わらず風変わりでユニークな民族や人々を訪ね、それはそれなりに楽しめますが、お話としてはたいして盛り上がるところはありません。道に迷ってふらふらさまよっているうちにあららオズに着いちゃったって感じです。でもシリーズの準レギュラー陣が何人も初登場するので、それを楽しみに読むのも一つの手かも。 続きを読む
投稿日:2005.04.20
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