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乃南アサ / 新潮文庫 (48件のレビュー)
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かみりこ
相変わらず音道シリーズは面白い。 滝沢とのコンビ復活で、過去、滝沢に助けてもらった音道が、さぞかし滝沢に友好的なのでは?と思ったけど、やっぱり音道は音道だった。 奈苗との女同士特有の?ドロッとした感…じとか、昴一とのギクシャクとか…今回も音道が二重三重に大変な状態だったのだけど、犯人の呆れる様な動機や開き直った物言いの前には、大した事ではなかったかの様に思えた。 今回の滝沢は音道をそれなりに認めて大人の対応を頑張ってたけど、音道が大人気なかったかな。(色々あったから仕方ないけど).それも含めて、これからも音道を応援したいな。続きを読む
投稿日:2022.06.15
ゴン
シリーズ物だったから買った一冊。 白骨死体発見から始まる殺人事件の真相を探る話だった。 地道な調査の結果意外な人が犯人だった。 この犯人の人が登場した時なぜ今の段階で登場したのかと思ったが、犯人だ…とは思わなかった。 女刑事とベテラン刑事のコンビは良かった。 仲は良くないのに信頼し合ってる。 このコンビの心情が細かく書かれている所も良かった。 この小説を読んでる自分と同じような考えだなとか共感できる所もあり、このコンビは好感がもてる。 音道貴子シリーズがこれが最後みたいなのが残念 だと思った小説でした。 続きを読む
投稿日:2022.02.26
おすず
音道貴子シリーズの長篇第三作。 話は25年前の白骨遺体3体(うち一体は嬰児)の発見から始まる。そこから遺体発見現場の所有者で認知症の今川老人が惨殺される。捜査本部が設置され、貴子の相棒は何と「凍える牙…」でコンビを組んだ中年デカ滝沢だった。役者が揃って読んでいて楽しかった。物語は父娘惨殺事件から全てに関連する犯人が俎上に上がり、3つの事件は一気に解決する。 その間、貴子の恋人の病気と未来がどうなるかについての貴子の心理描写、滝沢の大腸がん発見に至るまでの貴子の心遣いなど、細部にも読み応え充分な内容だった。続きを読む
投稿日:2021.04.24
04きれこんぶ
他の方も同じ感想を持たれていましたが、事件は終盤になって慌ただしく解決に向かう。話の中心は主人公と関わる同僚とのエピソードでしょうか。特に音道さんの因縁がある相棒さんが頻繁に"便所"へ急ぐ場面がありヤ…キモキさせられた。良き仲間との決別必至の付帯的な事件もあり、恋人とのモヤモヤありと、常に緊張感を持ち続けたのではと思う。続きを読む
投稿日:2021.02.27
釣月
内容が盛りだくさんで面白かったっす。 結末が急転するので、少し拍子抜け感があります。 でも、それも良しです^_^
投稿日:2021.02.04
mutotsu55
現在のところ、音道貴子シリーズ最終巻。 相方の滝沢刑事との絶妙のコンビが活躍する。上巻に引き続き、息の長い展開が続くが、事件は最終章で急転直下、突然に解決する。 犯人像を徐々に絞っていったり、と…いった展開ではないが、これはこれで楽しめる内容になっている。 音道刑事のその後が気になるが、現在のところ続編はない。続きを読む
投稿日:2020.06.24
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