【感想】応天の門 7巻

灰原薬 / 月刊コミックバンチ
(10件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
4
4
1
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ブクログレビュー

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  • saya

    saya

    このレビューはネタバレを含みます

    多美子様がとても可愛らしい。
    世の中の嫌なことを知らないまま真っ直ぐ育っていて
    このままでいて欲しいと思う。
    白梅が一生懸命になるところも、その理由にもほろっときた。
    長谷雄がなんでもすると言質を取られているの
    ちょっと笑ってしまったが怖い目にあって気の毒でもある。
    しかし道真と業平の機転と行動力は本当に凄いし、長谷雄のお蔭で多美子が無事で良かった。

    私が女なら喜んで入内すると言われて
    私が男なら兄上の首を掻き切ると言い返す高子様が恰好良い。
    主上と多美子の純粋なのほほんとした会話と現世の落差がすごい。
    娘が道具として使われているという点では同じで
    多美子が父だったと安心するがそれは実は鬼でもあり
    しかし多美子がそうは思っておらず
    主上と睦まじくお喋りしている日々なのはまだしも救われるところだが
    一方の高子を思うと辛くなる。

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    投稿日:2024.03.10

  • 橘

    「知った者の声色に似せていてもそれは鬼の声」って言い含められてた多美子姫だけど、父の藤原良相が呼びかけて葛籠の蓋を開けてきた……鬼だ。多美ちゃん、よく知ってる父様の声と顔しててもそれは鬼だよ。エグさにやられました。
    「鬼などどこにもおりませんでしたの!」ってにっこりする多美ちゃん、ふわふわ可愛いままで幸せになってほしい。
    高ちゃんも、自分より歳下なのに同じように政治の道具に使われている多美ちゃんが可哀相で気にかけてたんだと思う。高潔で素敵な姫だな高ちゃんも。(高子・多美子より、高ちゃん多美ちゃんが言いやすい……)。
    最後の藁人形、結局誰が打ち付けてたか解らない仕舞いでそれもゾッとします。白梅、大活躍でした。
    長谷雄つくづく悪運強くて憎めなさもいいです。
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    投稿日:2023.10.29

  • なにがし

    なにがし

    藤原多美子入内とってことは864年、何巻か前に862年だった気がするから、2年経ったのかね?
    そして、紀豊城怖えな。長谷雄じゃなくてもびびるねあれは。
    紀豊城についてWikipediaをちょっと見てみたけど、応天の変の首謀者として、伴善男と伴中庸と共に裁かれたぐらいの記載しかない。
    しかも作中だとただのイケメンだけど、史実だと中庸は結構エグめの性格っぽいな。
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    投稿日:2019.08.29

  • はじめ

    はじめ

    このレビューはネタバレを含みます

    はせお殿大活躍じゃん!
    道真の知恵と機転で一件落着!的な爽快感は今回は薄い……魔物がうごめく不安感。
    経路は違うがしっかり藤原やってる

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    投稿日:2018.09.17

  • minako2009

    minako2009

    多美子様入内の話。多美子様純真で素直で可愛い❤︎
    こんな子でも権力闘争に巻き込まれるのだから怖いです。
    でも結局毒はともかく呪詛は一体誰が?
    後味が悪くて怖い…。

    投稿日:2017.10.11

  • 晃

    このレビューはネタバレを含みます

    多美子様が可愛くて可愛くて可愛くて可愛くて…。
    高子姉様と多美子様がキャッキャしてるだけの番外編が欲しい…。
    今回業平様と道真くんの出番少なかったですが白梅と長谷雄が頑張ってたので良かったです。

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    投稿日:2017.07.04

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