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縹けいか, 靄太郎 / GA文庫 (1件のレビュー)
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霧崎寧々
確かに二巻までで終わっていれば、どの悲劇的な話でもなく、永劫とも思えるような月日を経て再開した感動的な物語だったのかもしれない。 始まり~のジゼルとほとんど変わらないが、ミシェルと喧嘩別れしてからのく…だりは初めて読んだ。 ジゼルが外から来た人ではあるとはいえ、村人の手のひらを返したような態度も酷いし、散々欲望のままに弄んでおいて、気の狂った妻が怒り狂えばすぐに見捨てるミシェルの父親も酷いと思う。 これは人間不信になってもおかしくない。 丸々太ったネズミのくだりで不謹慎ながらも笑ってしまった。 フランスやイギリスなど地名がわかると以前よりもストーリーにリアリティーともいえるような実感がわく。 最後の最後での衝撃的な展開!と思ったら、ジゼル(=女中)の認識と挿絵との違いがかなりのヒントというか答えになっていた。 続きが気になる。続きを読む
投稿日:2017.03.26
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