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渡辺雄二 / 主婦と生活社 (1件のレビュー)
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奈央(@azuminyan)
このレビューはネタバレを含みます
私たちが口にする加工食品、主食、冷凍食品、調味料、お菓子、ドリンクには、ほぼ添加物が入っていると思ったほうがいい。 添加物は食品衛生法 第4条に定義されてるものであるが、二通りに分かれているそうだ。 ひとつは指定添加物。厚生労働大臣が「使用してよい」と定めたもので、科学的合成品がほとんどだが、天然物も含まれるらしい。 この指定添加物。本書を読んでいくと「ほとんどが石油製品などを原料に化学合成された化合物」とあった。 自然界にまったく存在しない化学化合物質ゆえに、体内に入ると体が処理できなものが多く、そのために毒性を発揮することが多いと書かれておりました。 これって怖いことだと思いませんか? *タール色素(赤色102号、黄色4号など) *防カビ剤(OPP、TBZなど) *合成甘味料(スクラロース、アセスルファムK) *参加防止剤(BHA、BHTなど) 以前、ハムやソーセージなどの色をよくする発色剤(亜硝酸Na)は毒性が強いを聞いてましたが、上記の添加物も怖いです。 反面、自然界に存在する成分をまねて化学合成した添加物もあります。 *酸(乳酸、クエン酸、リンゴ酸) *アミノ酸類(L-グルタミン酸Na、グリシンなど) *ビタミン類(ビタミンA,B1,B2などの) 食品に含まれている成分なので毒性はないけれど、所詮は化学合成した添加物なので摂取しすぎると体内を刺激して違和感をおぼえることもあるそうです。 確かに最近、カップ麺やカップスープなど、たまに食べると胃がおかしくなる。スープを飲んだ後、舌が痺れるような感覚になったこともある。 それはすべて科学合成添加物の仕業なのだろうか? 冒頭に書いたように、今の時代、添加物のない食品に出会えるのは少なくなっている。それゆえに、買う時に成分表や材料名をきちんと確認して、少しでも毒性のあるものを買わないようにするしかないと思えてきた。
投稿日:2014.05.27
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