【感想】仕舞屋侍 夏の雁

辻堂魁 / 徳間文庫
(1件のレビュー)

総合評価:

平均 5.0
1
0
0
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • Funya

    Funya

     『仕舞屋侍』シリーズ4作目。

     プロローグから謎含みの事件(事故?)。そして本編が始まりお約束の仕舞屋仕事の交渉のあと、三雲屋の女将からの、これまた謎めいた依頼。最後までこのミステリータッチで進行し、非常に面白かった。

     七雁の新三。かっこよすぎる。渡世人としての器量も大きく、桐生の柿右衛門の後継ぎということで、岩槻の金五同様、九十郎の有力な協力者になりそうで楽しみだ。

     クライマックスの殺陣のシーンもよかった。九十郎が相手する2人はある程度の遣い手だったし、新三の渡世人殺法も強すぎないところがよかった。

     交渉事の仕舞方もこれ以上ないほどうまく収まって、気持ちよく読了できた。満足だ。
    続きを読む

    投稿日:2021.11.22

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。