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柴門ふみ, 瀬戸内寂聴 / 文藝春秋 (8件のレビュー)
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総合評価:
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shokuzaisetto
このレビューはネタバレを含みます
瀬戸内寂聴の小説を漫画化したもの。思想的なところにはあんまり踏み込まれておらず、三角・四角関係の描写が殆ど。なので、甘粕事件の動機も大杉らの風紀紊乱への怒りということがクローズアップされている。なお、与謝野晶子がらみで、森田草平の煤煙事件にも1章が割かれている。
投稿日:2020.01.24
toripengin
大杉栄のフリーラブに振り回される三人の女の話。 振り回されながらもたくましく生きる伊藤野枝にフォーカスして見てしまう
投稿日:2017.07.02
ホトケ
個人的にはタイトルは『炎の女達』とした方がしっくりくる。偉そうな理想を語られていても結局のところ御セックスしか頭にないんかと子供サイドからは言いたくなる。
投稿日:2016.05.04
A
文学史を学んでいたけれどこの漫画に出てきた青鞜の作り手にこんなストーリーがあったとは……知らなかった自分が恥ずかしい。 昔の日本にもこういった人がいたんですね。現在もどちらかというとフリーラブ的な考え…はあんまり支持はされていないように感じますが…… 実在の人物のこういった漫画は面白いし勉強になる。前知識なしで読んでその後調べる…のが趣味です。続きを読む
投稿日:2016.04.17
文藝春秋公式
【究極の愛を描いた名作、待望の漫画化!】稀代のアナーキスト大杉栄と「青鞜」最後の編集者伊藤野枝。二人の強烈な個性と壮絶な愛を描いた瀬戸内寂聴作の小説、待望の漫画化。
投稿日:2014.09.09
まさと
長嶋有さんがテレビで紹介していたので読んでみる。 進歩的という思想に囚われたがために、自由恋愛を強要される女性たち。 しかし、自由恋愛が生み出すのは、結局男性の優位に過ぎず、むしろより前時代的な男性…本位な関係や、なまなましい嫉妬心である。 進歩的といわれた女性たちが、このようななまなましい恋愛関係に翻弄されていたというのは、今から見れば皮肉的とも思えるが、このような恋愛関係に翻弄されるということ、そしてそのことが表に現れ大衆の目にさらされるということ自体が、当時は進歩的だったということなのかもしれない。 いつの時代もダメな男に惹かれる女性はいる。続きを読む
投稿日:2014.08.07
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