【感想】ヴァギナ 女性器の文化史

キャサリン・ブラックリッジ, 藤田真利子 / 河出文庫
(11件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
4
2
1
0
1

ブクログレビュー

"powered by"

  • ゆうたろう

    ゆうたろう

    女性器についての基礎知識とその成り立ちを文化、生物、歴史、神話、民俗など幅広い領域を通し理解できる。
    アリストテレスやガレノスの科学的知見が与えた「偏見」が「普通」になる世界の単純さ。
    他生物との比較やオーガズムの仕組み等も面白い。続きを読む

    投稿日:2023.11.29

  • masui_desu

    masui_desu

    女性目線でヴァギナの文化史を解説。
    延々とヴァギナがどれだけ軽視されてきたか、誤解されてきたかを語るので、途中300/500Pで断念。

    投稿日:2023.01.02

  • g2alt

    g2alt

    このレビューはネタバレを含みます

    何が何でも見られてはならない。
    昔は土偶についていた。
    陰核には著者は我々の予想外の役割があるのでは?
    女性も射精している。性行為後の膀胱の検査でPAPが増加。男に射精30%がPAP
    PAP は潤滑のため。
    あるハイエナ雌の陰核は雄の陰茎と同じくサイズ。
    出産時、殆どの雌は出血で死亡。
    翻訳者はプリンセスマサコを翻訳
    表紙をモザイク化を検討後、中止した出版社があった。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2021.09.11

  • submarine7235

    submarine7235

    フェミニズムやジェンダー論が盛んに叫ばれる昨今において、中途半端な主張を蹴散らすパワーを持った本。性を生物学的な面と社会的な面の両面で捉え直すことで、「女性らしさ」とはどういうものかを男性も女性も冷静に受け止めることができるだろう。科学的と言われる説も、しばしば時代の価値観に歪められうるものだという気づきも得られる。素晴らしい一冊。続きを読む

    投稿日:2021.07.04

  • Στέφανος

    Στέφανος

    訳:藤田真理子、原書名:THE STORY OF V-Opening Pandora's Box(Blackledge,Catherine)

    投稿日:2019.01.04

  • nur1202

    nur1202

    大層、人に勧めづらいんだけど、いろんな人に読んで欲しい本。
    文化的に下に置かれる立場だったせいで、不当に不浄扱いされたあげく、現代科学的にもちゃんと研究されていないところがあるって、どういうことなんだろう。
    いやらしいところだから目をそらしましょう、みたいなことをいう PTA のお母さん方に「自分の身体のことが研究家から無視されるってどうよ?」って訊いてみたい感じ。
    ま、作者の思い入れの大きさがちょっと苦笑を招くようなところもありますけどね。(^^;
    そのものの写真が載っていたりするので、読む場所にはご注意を。
    続きを読む

    投稿日:2016.08.25

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。