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エラリイ・クイーン, 青田勝 / ハヤカワ・ミステリ文庫 (6件のレビュー)
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総合評価:
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sk1
このレビューはネタバレを含みます
ライツヴィルシリーズの4作目 【あらすじ】 ある日、エラリー宛に匿名の手紙が届く。そこにはライツヴィルの富豪の訃報が載った新聞の切れ端が入っていた。そして、別の日に届いた手紙には、先の訃報に関連した人物が行方不明になったとの切れ端が入っていた。 やがて、行方不明の人物の娘がエラリーの元に尋ねてくる。天真爛漫に育った彼女の言動に困惑しながらも、エラリーは彼女と共にライツヴィルで捜査を始める。 【感想】 童謡がプロットに深く関わっている。童謡を使って次の被害者を暗示させる件は、クリスティーの著名作が頭に浮かんでしまう。トリックも少しABC殺人事件(ある規則に当てはめることで真犯人を隠す)に似てるが、本書は全員が何かしら関係を持っている状況なので、犯罪の豪快さは感じにくい。 タイトルが表すようにやたらとダブルに拘っているので、複数犯だった(しかも協力者は娘とか)だったら面白かったかも。
投稿日:2014.10.14
orionrigel
クリスティの「そして誰もいなくなった」と同じテーマの童話殺人系。悪くはないがやっぱり悲劇系、国名シリーズより劣るかもしれない。
投稿日:2014.10.13
y_doka
冒頭にいきなり魅力的な謎が来たのがよかった。 その後、ちょっと間延び気味かと感じはじめたときの、ふたたび大きな事件という展開もいい。 でも最後がなあ。ずいぶん無理やり感がある。 あと、最後に来て一気…に物語が進むってのも面白味が無い。 徐々に徐々に謎を解きほぐすアイテムが出てきてくれないと、僕としては不満だな。 最近読むクイーンは、ちょっと不満なのが多い。続きを読む
投稿日:2014.07.15
斜芭萌葱
ライツヴィルものは初読でした。童謡殺人というには括りが少し弱い……けれど、背後にあるなにか得体の知れないものの存在を感じてしまいそうになる。
投稿日:2014.01.05
はむ
町の飲んだくれや大富豪が古い童謡の順番で死んでいくライツヴィルの町。偶然なのか誰かの意図なのか解らないままに進行していく事態に、エラリイが困惑し悩みながら関わっていく。 読み終わってから色々考えてし…まう。 これ一回でしかできない物語だと思う。 大きなくくりで見立てものとした場合、本作は奇妙な位置を占めるのでは? なんだか異様なものを感じる一作。 物語としても二ヶ月以上にわたるスパンで描かれていて、あくまでも疑い続けるエラリイの姿が、異邦人である彼の孤独さをさらに浮き立たせる。 「ライツヴィルでは人々の生活が流れ進んでいく。働き、酒を飲み、争い、和合し、そして死ぬ者もあれば結婚する者もある。要するに、だれもが各々何らかの役割を果たしているのだった。 そして彼は、こうしてここに来ているが、彼の役目といえば、盲腸に一つ余分にくっついた虫様突起ほどのものではあるまいか」続きを読む
投稿日:2013.07.14
kiyosi
エラリー・クイーン・シリーズ ライツヴィルから送られた手紙。新聞の切り抜き。死んだリューク・マッケビイ、彼の遺産の顛末。自殺した共同経営者。遺産を送られた「町の聖者」と呼ばれる医師ドット博士。消えた「町の乞食」トム・アンダーソン。トムの娘りーマからの依頼で捜査に当たるエラリー。トッド博士の共同者ケネス博士と接近するリーマ。殺害された「町の哲人」トルフェイ、「町の泥棒」ジャガード。子守唄の歌詞にそって殺される被害者たち。 2002年1月11日再読 2011年9月7日再読
投稿日:2009.11.15
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