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能町みね子 / 文春文庫 (29件のレビュー)
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海と青硝子
能町さんが、リアルの女性を手に入れるまでを、淡々と語ろうと思われたのでしょうが、淡々とはいかない顛末になりました。それでも「たのしい」感を読者に伝えようとなさる、そこが私は好きなのです。
投稿日:2023.02.26
るりびたき
性転換手術はどのように行われてるのかという、今まで知らなかった世界を垣間見る事ができた。実体験がリアルに描かれていて、全体的なレイアウトはポップなのにとても読み応えがあった。こんなに大変な手術をして性…転換をするくらい、性自認に悩む人が世の中にいるのに、そこに思いを馳せられない人がいるのは本当にかなしいことだと思う。一人ひとりを大事に思い、認め合える世の中になるといいな続きを読む
投稿日:2023.02.05
むちこ
このレビューはネタバレを含みます
中と外が違う人って大変だなぁ… 自分を変えようと海外まで行動できるのはすごい! そしてこの本イラストがかわいいです(o^^o)
投稿日:2019.09.29
kuritanu
「気楽にぜひ興味本位で読んでください」と前書きにあるのが嬉しい。性認識に悩み、性転換を選択するって決断だけでもすごく重いし、誰にも相談せず手配をし、外国で手術を受けるというのも勇気のいることだから、同…じことをする可能性の全くない人間が読むとしたら、やっぱり好奇心。そんな重要かつ個人的な人生の選択に好奇心なんて申し訳ないのに、認めてくれる心の広さ。本を売るためというだけで、なかなかできるものではないと思う。 術前、術中、術後は、結構出産に似てるなあと思った。痛み、絶叫、便秘、精神不安による気分の乱高下、他人の優しさに癒され、同じ身の上の仲間と経験を語り合う。 しかし、もちろん他のところは出産とは全く違う。イントロダクションでも書かれているが、純粋に生活する上で不自由だから手術することにしたという。なら、保険が使えてもいいように思う。選んでLGBTになる人はいないんだから。 タイ、プーケットの気候や人々の魅力が充分に伝わり、時間に追われ、微笑む余裕もない日本の病院で手術するより良かったのではないかと思えた。 好奇心で読んだけと、それ以上の収穫がありました。続きを読む
投稿日:2019.08.25
nari-aki
まさに抱腹絶倒で、すこしユルいこのエッセイ。性転換手術の体験談。なかなか知ることのできない世界。 前作『オカマだけどOLやってます。』を上回る面白さ。
投稿日:2018.09.19
ウクレレ1号
性転換手術というと大げさに思われがちだが、少し大きな整形手術という程度。ところが私だけ一筋縄じゃいかなくて…。リアルでハード、そしてトロピカルなタイでの入院手術体験記。「オカマだけどOLやってます。」…の後日談。 大変そうだけど面白い・・・。 冷静に観察しているところがすごいぞ。続きを読む
投稿日:2018.06.01
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