【感想】猟銃・闘牛

井上靖 / 新潮文庫
(20件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • miholanta

    miholanta

    湊かなえの『告白』を読んだ時のような、書き方の新鮮さに衝撃を受ける。

    3人の女の手紙から見える男の実態は、それが真実とは限らない。

    投稿日:2023.08.30

  • seiyan36

    seiyan36

    井上靖さんの作品、ブクログ登録は初めてになります。

    著者、井上靖さん、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。

    井上 靖(いのうえ やすし、1907年(明治40年)5月6日 - 1991年(平成3年)1月29日)は、日本の小説家・詩人。主な代表作は「闘牛」「氷壁」(現代小説)、「風林火山」(時代小説)、「天平の甍」「おろしや国酔夢譚」(歴史小説)、「敦煌」「孔子」(西域小説)、「あすなろ物語」「しろばんば」(自伝的小説)、「わが母の記」(私小説)など。

    で、本作には、「猟銃」、「闘牛」、「比良のシャクナゲ」の3作品が収められています。

    私が読んだのは、「闘牛」。
    で、この作品は、芥川賞受賞作になります。

    「闘牛」の内容は、次のとおり。(コピペです)

    『文學界』1949年12月号初出。社運を賭けた新聞社主催事業闘牛大会の実現に奔走する新聞編集局長の情熱と、その行動の裏側に潜む人生に賭けきれない知識人の孤独な心模様や戦後の日本社会に漂っている悲哀を、敗戦直後の混乱した世相の中に描き出した作品。
    続きを読む

    投稿日:2022.04.23

  • Maxy

    Maxy

    井上靖は本当に凄い。短編の鋭い切れ味に、恐れ入るしかない。
    日本語の美しさ、その文字から伝わる日本の美しさ、そこに映し出されるあの時代の日本人の男女の孤独感。今も変わらぬ各人の自己中心的な悲哀が、井上靖によって際立つ。続きを読む

    投稿日:2019.11.21

  • gatos

    gatos

    人の気持ちは分からないものだということさえ分からない恐ろしさ。
    むなしさを抱えたまま残りの人生を過ごす老後はいやだ!

    投稿日:2017.03.02

  • よっすー

    よっすー

    《猟銃》
    妻・愛人・愛人の娘、その三通からの手紙から
    浮き彫りにされる、恋愛をとりまく
    さまざまな心もよう。

    一つの事実に対して、その人の感情により、
    立場により、こんなにも想いが
    異なるという事実
    愛すること、愛されることの意味、
    そして、そのことによって変わる人生の重み。

    短編ではありながら、読んだあと、
    しみじみと考えさせられた。
    続きを読む

    投稿日:2016.07.18

  • jaipur

    jaipur

    「猟銃」を読みました。
    とても面白く、どんどん引き込まれた。
    ひとりの男性像が3人の女性の視点から出来上がっていく。
    愛されることと、愛すること、どちらが幸せなのか。その答えは・・・

    投稿日:2016.03.28

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