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野村哲也 / 中公新書 (7件のレビュー)
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sagami246
パタゴニアは、南米大陸の南部、というよりも南端と言った方が良い地域のこと。既に南極に近い。国としては、チリとアルゼンチンにまたがる。 筆者は写真家でもあり、本書にはパタゴニアの写真がたくさん掲載されて…いる。副題の「世界で最も美しい大地」に恥じない美しい土地だ。 筆者は、この土地に移住をして実際に生活している。だから色んな場所の色んな季節の色んな時間帯の写真を撮れる。写真だけでも、一見の価値がある。続きを読む
投稿日:2020.08.29
yamasnowboarder
パタゴニアという土地がどんなところで、どんな自然が素晴らしいのかを写真を織り交ぜて紹介してくれている一冊。 パタゴニアは自身の憧れの地といっておきながら(恥ずかしながら)詳細を知らなかった中、本書を…読んでこの度色々知ることができ、そしてこの度是非訪問してやるぞといった気持ちになりました。 行きたい場所は日本に世界に沢山あるけど、パタゴニアには絶対行くぞー!続きを読む
投稿日:2019.10.04
project万巻
15年ほどパタゴニアに住んだ写真家さんの本です。 わたしはKindleで読んだけど、紙のほうが写真はきれいにみえるんじゃないかしら? 写真も本文も素敵でした。 ちなみにパタゴニアは、南米大陸の南緯40…度以南です。氷河や山々など美しい自然の写真がでてきます。 最終章で、ヤーガン族という、モンゴロイド(人種)として、一番長い旅をしたであろう人達の末裔に会いにいった話がでてきます。 そのおばあちゃんの言葉。 「(嫌いなのは)貯める人よ」 「食料を貯める人、愛情、有機、お金、自分のためだけに貯める人を私は軽蔑する」 「血が体内を絶えず流れるように、すべてのものは止めちゃいけない。愛情もお金ももらったらどんどん外へ流す。 絶えず流せば、より大きなものがまた別のところから流れ込んでくる。 地球が回るように、すべてのものは流転しているのよ」 「生きるというのは、光と闇の間を歩いていくようなもの。 大切なのは、心の声にいつも敏感でいること、自然を敬うこと、そして周りの事象の意味を常に考えること。 たとえ今はわからなくても、考え抜けば、必ず何かが浮かんでくるのよ」 この写真家さん、(経済的にはわかりませんけど)豊かな人生送ってるなーと思います。 そうそう、仙人的なんだよなー、と思いました。(男性ですけど、魔女的、とも言う) 113の本もそうですが、自分たちって、がっつり貨幣をベースにした資本社会に組み込まれ、それが正だという価値観を疑いもしないんですけど、世の中それとはまったく違うシステムや価値観で生きてる人がいるんですよね・・・。 アメリカに住んでるから日本と違う生活してるでしょ、と思われがちですが、そしてもちろん細かいところを見ていけば、あちこち違うのですけど、それでもアメリカ=グローバルスタンダードだし、日本はずっとアメリカばっかり見てお手本にしてるし、かなり似た生活してるんだと思う。続きを読む
投稿日:2017.08.02
土壷波丸
すばらしく美しい写真とともに、とてもイキイキとした世界が描かれている。 南米にいつかいかねば、という気にさせられる。
投稿日:2013.11.16
miooo
「異国から来た友よ、耳を澄まし、よく聞いておくれ。私たちの足もとに広がる大地は、祖先たちの"生命の灰"で作られている。大地は、常に仲間たちの魂で満ちている。大地が人間に属しているのではなく、人間が大地…に属しているのだよ。土地の所有権を賭けて人々は争いを起こす。でも最後に人を所有するのは誰だい、大地ではないのかい?誰もがいつかはその下に埋められるのだから」 「貯める人よ」 「何でも。食料を貯める人、愛情、ゆうき、お金、自分のためだけに貯める人を私は軽蔑する」 「なぜ?お金って貯めなきゃ貯まらないでしょ?愛情だって、貯めなければ寂しくなるでしょ?」 「違う。血が体内を絶えず流れるように、すべてのものは止めちゃいけない。愛情もお金ももらったらどんどん外へ流す。絶えず流せば、より大きなものがまた別のところから流れ込んでくる。地球が回るように、すべてのものは流転しているのよ」 「何も複雑なことはない、すべてのことは、よりシンプルなはず。純粋な心を持って考えれば、きっと何かが生まれていく」 パタゴニアって南米?ってレベルで知らなかったんだけど、これ読んでだいぶ知れた。 チリとー、どこかの国を合わせたとこ。アメリカ大陸の一番下。この前歩き方見てたときにでてきた、地球の果て博物館とかあるとこだった。 みどころはとにかく自然。日本にすごく似てる風景もあって不思議だったなー。続きを読む
投稿日:2012.09.19
やまいぬ
パタゴニアに魅せられた写真家の紀行。パタゴニアの文化にも軽く触れている。サクっと読めるのが特徴かもしれない。 パタゴニアに行く予定の人が予習として軽く目を通すのに向いているかな。
投稿日:2011.08.16
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