0
小林標 / 中公新書 (2件のレビュー)
レビューを書く
総合評価:
"powered by"
bax
このレビューはネタバレを含みます
[ 内容 ] 古代ローマの喜劇作家、プラウトゥスとテレンティウスの作品は日本ではあまり知られていない。 しかし「市井の人々の物語で客を笑わせ、かつ感動させる」という、喜劇作家にとっての永遠の課題はローマ喜劇にその源泉が見出され、演劇史上、極めて重要である。 本書は現代との関わりを探りつつ主要作品を解説し、その笑いの技法の数々を見る。 さらに、ローマ喜劇の歴史に見られる日本近現代の演劇史との並行性を指摘する。 [ 目次 ] 1 ローマ喜劇とは 2 二つのパリウム劇 3 二人の劇作家―劇場人プラウトゥス、文学者テレンティウス 4 ローマ喜劇とローマ社会 5 プラウトゥスの主要作品 6 テレンティウスの主要作品 7 プロログスという現象 8 ローマ喜劇のその後 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
投稿日:2011.04.01
E/p
ギリシア悲劇に比べると余り聞くことの無いジャンルですが、今の演劇のルーツともいえる手法の確立などにも通じていて読んでいて感心させられます。 代表的喜劇のあらすじ解説も現在の喜劇の元となる手法の解説もし…てあるので、演劇の形で観てみてくなります。続きを読む
投稿日:2009.11.08
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。