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堤清二, 三浦展 / 中公新書 (24件のレビュー)
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smatoga
三浦さんとセゾングループ総帥だった方の対談。さくさくと読める。無印を生み出した背景とか、オルタナティブなものを目指そうとしたとか、ものすごく興味深い対談。堤さんは一昨年(2013年)に亡くなっているよ…うなので、本当に晩年の対談だったのだなと、しみじみ。続きを読む
投稿日:2015.03.01
tsuchinda
「これから、ポジティブな意味で無印な地方が再評価されるだろう。たいしたものはない、都会にあるものはない、しかしそれて暮らせる、これでいい、十分だという価値観を持った地方が再評価されるのではないか。」p….78続きを読む
投稿日:2014.04.11
skydrive
地元の駅ビルで購入する。正直、期待はずれでした。対話が成立していないのです。両者が、一方的に持論を述べるだけです。何故、こんな対談になってしまったのでしょう。理由は簡単です。三浦さんが企画を練っていな…いからです。堤さんには、語るべき経験、知性があります。ただし、対談の相手がしっかりしていないと、同じことを繰り返します。また、対談相手に、無意味に迎合します。それを防ぐには、事前に、綿密なシナリオを組むことです。上野先生は、綿密なシナリオを組んで、対談に臨みました。それに対して、三浦さんはアドリブです。これでは、何も出てきません。イオンの問題は、どうも誤解があるような気がします。イオンは、商店街を滅ぼしたかもしれません。同時に、イオンがなければ、その町は滅びたでしょう。イオンすらない町に、若者は住みません。そんな気がします。続きを読む
投稿日:2013.09.16
sericoco
セゾングループの二人なのでノスタルジー対談かな?と思ったが、さまざまな未来提言を含めた読み応えのある内容であった。
投稿日:2013.01.02
kj_ito
このレビューはネタバレを含みます
西武、パルコで20世紀末の消費文化を牽引した、 提清二氏との対談。 この人はやはり凄い。 百貨店に代表される大量消費型のビジネスの終焉を 冷静に眺めているような印象を受けた。 次に来るのはもう、右肩上がりを前提としない 静かな、しかし豊かな消費社会ではないか。 それは日本でこそ始めやすいように思う。 アメリカではないな、やっぱり。
投稿日:2012.01.27
tosyokan175
ここのところリンク読みしているセゾン文化もの。今更ながら、堤清二という存在の「深さ」と「軽さ」に興味津々なのです。そういう意味で、本書は辻井喬名で書かれているものに比べ、自己批評性が薄く感じられました…。やはり、セゾングループの総帥、堤清二とグループ企業、アクロスの編集者であった三浦展との組み合わせが、ちょっとタテの関係過ぎたのかなぁ…語られている内容はTPP問題で待ったなしになった論点の先駆けていたりして十分、刺激的なのですが、なんか全体としては、モヤッとした感じで…サブタイトルに「20世紀消費社会の終焉」とあるのですが、そう!なんか「20世紀消費社会」のお通夜で交わされる会話みたいに感じました。続きを読む
投稿日:2012.01.10
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