世界図絵

コメニウス, 井ノ口淳三 / 平凡社ライブラリー
(3件のレビュー)

総合評価:

平均 5.0
3
0
0
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • Yu Kino

    Yu Kino

    恥ずかしながらコメニウスのことも知らず、本当にたまたま書棚で目について、タイトルからしていきなりピンときた。即購入。

    コメニウスの汎知学の視点から、世界のあらゆる事象を子供向けの絵本として、教科書として整理した本。しかし、それは350年前の世界への案内役として抜群の役割を果たしてくれる。
    350年前の世界観を想像するにあたって、これほど具体的にしかも絵によっていとも容易く現前させてくれる本が他にあるだろうか。文字だけならスラスラとあっという間に読み終われるが、基本的にはテキストの解説に挿絵があるというよりも、挿絵の解説にテキストがある、と読んだほうがワクワクできる。これだけ細かい註釈の添えられたイメージはなかなかない。アレゴリーを読んでいくように350年の時差を解くのが楽しい。
    そういう意味でも残念なのは、挿絵が文庫本だからなのか質が悪く、十分に解読できないところだ。

    高山宏が解説を書いており、そして、その中でコメニウスにはじまり、18世紀に別の形で現れた「視覚による啓蒙」への注目者、紹介者としてバーバラ・スタフォードの「アートフルサイエンス」を紹介しているところで、自分がピンときたものが既にお見通しのものであったと知って悔しくなる。
    ここ数年をかけて、読みにくさではなかなかのレベルに達している高山宏によるスタフォードの邦訳作品5冊を読んだのだから、このタイトル、この挿絵にピンときたのは、既に仕組まれていた罠だったわけだ。
    しかし、罠にちゃんとはまれることは割と大事だ。
    良い罠だった。
    続きを読む

    投稿日:2018.11.18

  • kivune

    kivune

    なま温かさを感じる。
    世界を文字と絵で説明したいという欲求。
    子供に世界を説明したいという欲求。

    きっと本書の前に類書は少なかったろう。
    ゆえに書の成り立ちに明確な人の意思を感じる。
    人の体温を感じる。続きを読む

    投稿日:2013.08.21

  • bookochimi

    bookochimi

    すべての出来事、世の中のことを こどもにもわかるように。
    という精神からつくられた本。

    大学時代はこの本を教材に社会学を学ぶ機会がありました。

    図鑑とは違って・・・・なんといえばよいのか・・・
    だ、娘達にも見せたい。
    と思える一冊です。

    世界のことはすべて絵で表せる。
    続きを読む

    投稿日:2008.05.15

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

本棚の開き方(スマートフォン表示の場合)

画面左上にある「三」ボタンをクリック

サイドメニューが開いたら「(本棚アイコンの絵)」ボタンをクリック

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。