【感想】叱る力

坂田信弘 / 双葉新書
(6件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • japapizza

    japapizza

    以前から著者には一目置いていたが、著書を読むのは初めて。
    随分前にテレビで坂田塾について取り上げた番組を見たとき、将来どのような選手が輩出されるものかと、そのときは思ったものだが、古閑美保、上田桃子、有村智恵、笠りつ子などは坂田塾出身だったのを今更知った。
    さて、内容については、ちょうどコーチングに関する講演を聞いたばかりだったので、指導方法として対極にあるものではないかと想像しながら興味深く読んだ。
    ところが当初の予想に反し、「ダボを打った、試合に負けたなど、結果に対して手を上げたことはこの20年間、一度もない。」という。また、基本ができたらうんと褒めてやる、ともあり、テレビで見たことのある、グリップエンドで子供の頭を叩いているイメージが強すぎたせいか、イメージと随分違うものだと思った。
    特に、以下の一節は先日のコーチングの考え方と全く同一で、根は同じものだと感心した。
    「人間の才を伸ばすには、学ぶ力が必要だと思う。学ぶ力を養うのに、教えすぎはマイナスとなる。基本は与える。ヒントは与える。しかし、そこから先は己の意欲、創意、工夫が必要なのである。
     己にできることは己で為すが最善。然れば『自ら学ぶ力』が生まれてくる。
     今の子供たち、あらゆる事柄を教えられすぎている。だから、自ら学び、考え、判断する力がとても弱い。」
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    投稿日:2018.10.08

  • mitomomi

    mitomomi

    市立図書館で読みました。
    ゴルフの方と知らずに読みましたが、子どもと向き合う真剣さに、私はまだまだだと思いました。
    子どもの今と未来をみる。
    泣くには子どもなりの訳がある。
    良いと悪いを明確にして、貫く。
    私にも、まだやれることがある。
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    投稿日:2016.05.05

  • DaiSugi

    DaiSugi

    なにかできないことで叱ってはいけない。
    約束やマナーを守らない時はしっかり叱る。
    基本ができてない時に褒めてはいけない。
    基本ができてからしっかり褒める。
    親は無駄に口出ししてはいけない。
    教える側は教える相手を信頼する。
    眼を見て話す。
    コンプレックスを力にする。
    続きを読む

    投稿日:2015.11.13

  • しゅんぺい(笑)

    しゅんぺい(笑)

    偶然図書館で手に取った本。
    著者の経歴、言っていることはある意味すごいのだけど、何より文体が統一されてなくて、読みづらい。
    こういう狙いなのだろうか。自分にとって、読みにくいだけでした。
    胡散臭さが増すだけで、ほとんど入ってこなかったです。続きを読む

    投稿日:2013.10.07

  • tarty

    tarty

    この方の著書は始めて。
    まっすぐでいられるか。良い指導者とは生徒を信じ切れるかどうか。
    いろんなエピソードに涙してしまったり。
    24歳でプロゴルファーになることを決意し、自衛隊に入隊、体力作りを始めて27歳に実現させるなんざ、すごい人。続きを読む

    投稿日:2013.08.12

  • kosuke719

    kosuke719

    子育て世代必読。
    強い子どもを育てるには。。
    愛するからこそ本当にその子ども達を大切に思うからこそ叱らなければならない。信念の本です。

    投稿日:2013.06.09

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