【感想】マンガ解説「消費税増税」：どくまんじゅうにご用心！！

　わずか４８ページの小冊子。
　消費税の問題点がコンパクトに紹介されています。
（懐かしいマンガに関する小ネタギャグ付き）
　消費税と雇用問題は大きな関連性があるようです。
　消費税が上がるほど“仕入…れ税額控除”も上がる。
　つまり、正社員を雇うより派遣社員を雇う方が安上がりの上に消費税の納付額も少なくなるという。
　つまり、消費税を上げると竹中平蔵が儲かる。
　消費税反対運動を行う際、雇用問題とリンクさせて主張すると、多くの人の関心を引くことができるのではないでしょうか。

　
　本書の発行は2012年。
　消費税は現在8％ですが、近いうちに10％になることが予定されています。
　このまま黙って消費税増税をさせていいのですか！？
　国民的な反対運動が起こらないといけないと思うのですが。
　　http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20180823/p1続きを読む

マンガといって侮ることなかれ。消費税への根本批判どころか、「財源がないから仕方ないのだ」と日々マスコミから洗脳されている頭を覆す様に「わかりやすく」、消費税なしに財政再建、景気回復への道筋をも示してい…るということで画期的である。

しかも、驚くべきは、きっちりマンガ作品として成立するギャグやSF、起承転結が盛り込まれていて、普通のマンガ作品として楽しめるということ。

是非とも普及して欲しいと思う。マスゴミに対抗し得るのは、この様な「紙爆弾」だと思う。
2012年10月17日読了続きを読む