【感想】精神鑑定の事件史 犯罪は何を語るか

中谷陽二 / 中公新書
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • f

    f

    人を殺す者が正常な精神である場合があるのか。罰せられる精神と治療に値する精神の境はどこか。的確な答えはないが、興味深い。

    投稿日:2014.09.21

  • shinko1001

    shinko1001

    戦前や外国の事件で精神鑑定が問題となった事件について。法制度は違うけれど考え方は共通している。レーガン大統領を撃った男や、ロシア皇太子襲撃事件(大津事件)、津山事件、夢遊病殺人の話など…どの章も興味深かった。むずかしい。。。事件を事後的にどのように精神医学的に解明・説明するか。興味深いけど何のためにするのかっていったら、後の同様の症状による犯罪を防ぐためなんだろうか。続きを読む

    投稿日:2013.03.17

  • bax

    bax

    このレビューはネタバレを含みます

    [ 内容 ]
    異常な犯罪が起きるたびに話題になるのが精神鑑定。
    しかし、精神鑑定は期待されるように、出来事の真相を明らかにできるのだろうか。
    本書は、レーガン元米大統領暗殺未遂事件、多重人格者の連続殺人、哲学者の妻殺し等々、社会を揺るがせ、鑑定人を悩ませた有名な事件を取り上げる。
    貴重な資料や証言をもとに犯行と裁判の経過をふり返り、精神鑑定のむずかしさを浮き彫りにしながら、異常な事件を生んだ心の世界を探る試みである。

    [ 目次 ]
    序章 精神鑑定の舞台裏
    第1章 レーガン大統領を襲った男
    第2章 演技する犯罪者
    第3章 ロシア皇太子襲撃事件の謎
    第4章 大量殺人犯とガウプ教授の奇妙な関係
    第5章 哲学者アルチュセールはなぜ妻を殺したか

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    投稿日:2011.04.01

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