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三砂ちづる / 毎日新聞出版 (9件のレビュー)
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まぁみ
「そうじする人」が良かった。掃除や整理整頓が苦手だけど少し頑張ってみようかなと思えた。「小屋」は月経小屋で家事から開放されるのはいいな。若くで会ったこともない人と結婚させられる時代には嫁に行く準備も必…用で大切なことなんだろうなと感じた。続きを読む
投稿日:2017.04.06
粒焼き
「母の夢、オセチアの夢」「石鹸」「逡巡、あるいは骨の記憶について」「詰めもの」「そうじする人」「小屋」 特に「そうじする人」がよかった。
投稿日:2014.02.17
miooo
忙しいとか、忙しくない、とかそういうことは別にして、時間というのは空くときには空く、つまり、空けようと思うときにはいつでも空くのだ。「どうしても時間が空けられないのですが」と断る、というのは、結局のと…ころ、「時間を空ける気がない」ということなのだ。あたりまえだけれども。 * もしも、もしも中絶や流産をすることがあったら、絶対にまたこの本を読もう。 糖尿病の人が使う八十キロカロリー一点表 実話? 先生がきいたお話、という感じ なんかよかった続きを読む
投稿日:2012.05.20
tuuli
幸運なことに、私はちづるさんを知っている。JICAの仕事で彼女がブラジルにいたときに、一時帰国中、友人の家で何度か会ったことがある程度なのだが、この本を読みながら、彼女の声と笑顔を思い出すと、あたたか…い気持ちがふわぁっとわいてくる。母性、という言葉はステレオタイプに過ぎるが、現実に母であっても、そうでなくても、女性がもともと持っている力をそのままに肯定し、でも人それぞれの違いもそのままに認め、うまくは運ばない人生の多事多端も受け止めて前へ進む、そんなおおらかさを感じさせる人だ。続きを読む
投稿日:2012.03.24
ましゅまろこ
ノンフィクションと思って読んでいたらフィクション だった。女性ならではの身体と心にまつわる短編集。 女性の身体の神秘を改めて感じる。 最後の月経小屋の話がとても良かった。
投稿日:2011.06.08
ミムラ
国際協力に励んでいた彼女が仕事ができなくなった理由 「母の夢、オセチアの夢」 子どもを連れてだめな夫のいるラテンアメリカから逃げてきた 「石鹸」 おりいって、昔の生徒から妊娠の相談を受ける 「逡巡、あ…るいは骨の記憶について」 クリスマスからお正月にかけて有給をとって段取りよく料理する 「詰めもの」 紙の掃除を専門とする家政婦の整頓の秘訣 「そうじする人」 昔の月経小屋で産婆以上のことをしていたおばあさん 「小屋」 イラストレーション:瀬藤優 ブックデザイン:鈴木成一デザイン室 ノンフィクションなのかフィクションなのか曖昧な短編集。 最後にフィクションだと断り書きがあったけれど 聞き書きの文体のせいかいかにもありそうな気がしてしまう。 「そうじする人」が思うそうじの秘訣にはびっくりしました。 私のそうじの仕方ではきっと不十分だろうなあ。続きを読む
投稿日:2010.12.11
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