【感想】新学期

長野まゆみ / 河出文庫
(18件のレビュー)

総合評価:

平均 3.4
3
4
5
2
1

ブクログレビュー

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  • あかつき

    あかつき

    相手に対して「完璧に分かり合えなくてもいいのだ」と割り切っている椋がなお「好き」という感情を諦めないところが眩しくて、ラストシーンで彼のことがより一層好きになった。
    彼が骨董品を好きなのも、「限られた時間の中で意味をなしてきたモノ」の価値を人並み以上に感じているからかもしれない。
    すずしろや密と過ごした時間も、これからも。いずれ必ず来る「好きなもの」との別れが、少しでも悔いのないものであるように。まだ14歳の椋の、少年らしさの奥に秘めた寂しさが埋まってほしいと思う。
    続きを読む

    投稿日:2023.03.31

  • solala06

    solala06

    ……それで、どういうことだってばよ…????
    みたいなのは既に健在
    そしてなんとなくやおい
    なんとなく

    投稿日:2022.12.27

  • 橘

    好きな世界です。余白が多い。
    解説読んでいて、確かに内面の描写無いかも…と思いました。でも、こう思った、が無くても彼らがどんなこと考えているか伝わってくるので良いです。
    学生結婚で17歳差の息子……って色々と捗るのですが、サラッとし過ぎていてそれも良かった。朋彦いい。続きを読む

    投稿日:2021.07.23

  • Chanrisa

    Chanrisa

    面白い。
    長野まゆみ先生がつくりだす世界観が好きだと再実感。
    他の作家の作品との違いを感じつつ面白いと感じつつもその正体がよくわからなかったが、解説の説明で何となくわかったような気がする。

    椋のセリフが魅力的で一言一言に深みが感じられる。だきついてこいよ、と きまってるじゃないか。好きだからさ。
    は心に沁みた。
    続きを読む

    投稿日:2015.11.10

  • mirutan

    mirutan

    両親を亡くして叔父の家で暮らしていた少年は、17歳年上の兄に引き取られ兄が教師を務める中学校に転校する。

    そこで出会った風変わりなふたりの少年との交流を描いた物語。
    耽美要素もファンタジー的なものも薄く、ごく普通の青春小説の印象である。
    少々さらっとしすぎだった。
    続きを読む

    投稿日:2014.03.29

  • librarylovers13

    librarylovers13

    友達だったり、家族だったり、周囲の人たちに影響されながら成長して行く少年の物語。美少年好きにオススメです(笑) 熊本学園大学:(おみそ)

    投稿日:2013.10.22

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