【感想】東海・東南海・南海 巨大連動地震

高嶋哲夫 / 集英社新書
(5件のレビュー)

総合評価:

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    [ 内容 ]
    日本列島、そして環太平洋地域が地震活動期に入った今、いつ次の大災害が発生してもおかしくない。
    とりわけ、東海・東南海・南海地震は今後数年~数十年のうちに襲来すると考えられており、さらにそれらが連動するケースでは、東日本大震災を凌駕する大惨事になると想定されている。
    本書は、関東、東海、近畿、四国、九州におよぶ広範な被害対象地域で発生する「最悪の事態」を、客観データをもとにリアルにシミュレーションし、「その日」への備えを喚起するものである。

    [ 目次 ]
    第1章 東海・東南海・南海地震とは(日本列島を襲う連動地震の脅威;歴史の見直し;四連動地震というリスク)
    第2章 日本水没の危機(東京都;神奈川県;静岡県 ほか)
    第3章 来たるべき未来に向けて(企業の再起;各自治体の役割;国家の役割)

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]
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    投稿日:2014.10.26

  • samwo360

    samwo360

    東南海巨大地震がおきたら、各地でどういうことが起きるのかをデータに基づき、冷静に描写するもの。備えの重要性を改めて思い知らされます。

    投稿日:2013.09.18

  • sazuka

    sazuka

    災害関連のフィクション作家による、評論のようなフィクション。新書の体裁で出ているので、最初それに気づかなかった。もうちょっと、地震そのものの話かと思ったが、被害の話。
    2013年の今、この本で何を訴えたかったのか、今ひとつわからない。すでにみなわかっていることの焼き直しのように見える。あえていうなら、県別の被害シミュレーション、というより各県を舞台にしたミニドラマで、親近感というか、自分事であることを喚起しよう、ということのようだけど…。著者は原子力の専門家であったのに、浜岡原発についての記述はごくわずか。
    言わんことはわからないではない。たしかに個々の備えも行政の備えも十分とはいえない。しかし何か釈然としない。タイトルもナンだし、レーベル違いじゃないかな?
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    投稿日:2013.07.02

  • u39rec

    u39rec

    読みにくいのが残念。原発には軽く触れてる程度。先人の言葉を大事に、という趣旨で終わっているのは良かったけど。

    投稿日:2013.05.25

  • billancourt92

    billancourt92

    最大のリスクである原発の事故について何も触れていない。というより、原発は無事だった、的な記述でごまかしている。と、最初は思ったのだが、この本で描かれている事態が起きた時、浜岡・伊方両原発が冷却機能を失いメルトダウンすれば、全てが終わってしまうのだからあえて触れずに、原発が無事だったとしてもこれだけの被害が出る、と言いたかったのかな。その点では、石黒耀の「震災列島」の方がリアリティがあった。続きを読む

    投稿日:2013.05.10

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