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あさのあつこ / 文春文庫 (31件のレビュー)
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tomojuju
燦も伊月も、何かしら達人の域なのになんか若さを感じるのが良い。作品全体も黒いようでそこまで闇を感じない。弥勒シリーズの闇があるようでない。 2023.6.5 93
投稿日:2023.06.05
nonmasashi003
第二弾 兄と死とともに世継ぎとなり江戸に移った圭寿と伊月、そして後を追って燦も 藩内の不穏な動きを探っていくが、圭寿が襲われる、背後にあるのは闇の一族?
投稿日:2022.05.31
はにゃ
現身は今に縛られるけれど、心はいとも容易く時を遡っていける。 あさのあつこさんのこういう表現がすごく好きです。 第二弾もページ数が少なめで、サクサク読めます。 ストーリー自体は先が読めそうな感じ…ですが、それでも引き込まれます。続きを読む
投稿日:2021.02.20
mutotsu55
シリーズ第2弾の舞台は江戸。 伊月は世継ぎが決まった圭寿とともに江戸の大名屋敷住まい。そんな折、圭寿から頼まれごとをされ、単身江戸の町へ。伊月の知らぬところで、やや不穏な動きが。そして、町からの帰…り道に掏摸に出くわし、ひょんなことから燦とも再会する。 屋敷に帰り着いた伊月のもとに、圭寿暗殺の動きがあるとの知らせが。そして、それを知らせた者は闇夜で何者かに斬られ…。時を同じくして伊月の財布をすった子どもが惨殺され、その場に燦も出くわし…。 闇夜で蠢く何らかの陰謀、そして闇夜を切り裂く一閃の光。激動の始まりを告げる第2巻。続きを読む
投稿日:2021.02.07
入江朔
江戸での生活がはじまった。 伊月は藩の世継ぎ・圭寿とともに窮屈な大名屋敷住まい。 一方、異能の一族に生まれ育った少年・燦も、祖父の遺言を守り、江戸の棟割長屋に暮らす。 その二人が町で出会った矢先に不吉…な知らせが届く。 さらに屋敷でも圭寿の命を狙う動きが。 文庫オリジナルシリーズ第二弾! (背表紙より) 第二巻は、背表紙よりさらに本のあつみが薄かったです…。 時代小説って、ちゃんと読むと早々に終わらず、読み進めるのに結構時間がかかるのですが、 この薄さなので、さくさくと進みます。 事件も、絡み合って発生し、さあどうなる!? というところで当然、終わっています。 物語の伏線は…詰め込めきれたのでしょうか。 でも、キャラクターが作り込まれていることと、話の流れが良いので、とても初心者向きの時代小説なのですが、 (時代小説のみならず、たまに登場して名前が出たところで、誰だっけ?という事態になることが多々あるので。 今のところ、この小説にはそれがないです。) それにしても。 一冊の読みごたえがないので、割高感が否めない。 それと、心の内側を描きすぎているところが、どうにも馴染めない感じです。 手法においては、これは好みの問題なので、聞き流していただいて良い部分です。 私も、つまらないのではなく、話は面白いと思えるので、途中でもういいやという感じにはならず、最後まで読みたいと思っています。続きを読む
投稿日:2019.03.23
永遠ニ馨ル
数奇な運命をたどって、圭寿とともに江戸にやってきた伊月。そして祖父の遺言どおり江戸へとやってきていた燦と再び出会う。 そんな二人のぐるりを、黒くて深い闇がじわじわと蝕んでくるかのような不気味さが漂いは…じめる。 伊月と同じく、この出来事のワケがわからないし、 登場人物も増えてきて、物語の厚みが出てきて、続きが楽しみだ。続きを読む
投稿日:2015.06.30
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