【感想】白い薔薇の淵まで

中山可穂 / 集英社文庫
(70件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
23
19
16
2
1

ブクログレビュー

"powered by"

  • +ゆゆ

    +ゆゆ

    昔の恋人を思い出しました、
    深く深く愛して
    すべきことや理性とか関係なく
    気持ちに正直に生きるのは
    失うものも多いけど心が求めてしまうのだと思う。

    投稿日:2023.09.13

  • あや

    あや

    著者はレズビアン小説と言われてショックを受けているようなあとがきをかかれていましたが、んー、愛の形っていろいろあるんだなと。キハチローがとにかく気の毒で、クーチの身勝手さに辟易しつつ、塁とクーチのお互いの求め方の激しさは性別を超えた愛の形だし、LGBTの理解が深まりつつある現代では受け入れられる小説なのかもしれないと思った。続きを読む

    投稿日:2023.04.16

  • ゆき

    ゆき

    大学生の時、図書館で予約してわざわざ借りたのに全然読まずに返した本。こんなタイミングで読むと思わなかった。今の私じゃ語彙力足りなくて語れないのくやぴいです。久しぶりに読みながらうなった!あとがき好き。会いたいなあ続きを読む

    投稿日:2022.01.16

  • ハヤカワ

    ハヤカワ

    天才作家に出会ってしまった…………………………………………


    2023.4.1追記
    久しぶりに読み返したら新たなことに気づいて感動しつつ,脳みそ揺さぶられるみたいな感覚にまたまたなりました
    わたしの心臓ハガネすぎて普段全然ドキドキとかしないんだけどこれ読んでる時は16ビートきざんでる続きを読む

    投稿日:2022.01.08

  • haki

    haki

    愚かな2人が狂おしいほどに求めあった果て。

    一緒にいてくれないなら、もう二度と会わないで。聞き分けが悪くて最高にわがままで憎たらしいほど愛おしい。なんて切実で悲しくてひたむきなんだろう。それに比べてなんて私は賢くて分別があって狡くて醜くて弱いんだろう。

    まともな考察とか感想とか思いつかない。自分の記憶と思い出と感情と綯交ぜになって叫びたくなる。

    こんな感情にさせてくれるから小説はいい。
    続きを読む

    投稿日:2021.11.19

  • mugcup

    mugcup



    エゴをぶつけ合う、身体を、心を求め合う。
    そんな姿があまりに醜くて、あまりに美しくて。
    涙が溢れて苦しかった。
    嫌いになれたらどんなに楽か。
    出会う前に戻れたらどんなに楽か…
    でもね、楽と幸せは違う。
    こんな醜い感情を私は愛しく思う。
    幸せってこういうことなのかもしれないって思う。
    誰かを想って泣いた夜がある全ての人にこの本を。
    続きを読む

    投稿日:2020.07.02

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。