【感想】秋山久蔵御用控 隠し金

藤井邦夫 / 文春文庫
(2件のレビュー)

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  • kimikokumiken

    kimikokumiken

    このレビューはネタバレを含みます

    南町奉行所 吟味方与力の 秋山久蔵御用控シリーズ12弾。
    4話からなる。
    「隠し金」
    いつもの剃刀久蔵が、親孝行の蜆売りの春吉を無残に切った外道を成敗する。三猿の根付けに隠し金の場所を印していたのだが、盗賊の伊助と、太田黒藩の根岸が、結託していたのだ。
    ただ、春吉の天秤棒が、目の前を横切ったというだけで、無残に斬られてしまった無念さはいかほどであったか、、、、。

    「化粧花」
    日枝神社山王権現での出来事である。
    女性が、着流しの侍に切られた。
    斬られた女はおすみと言うが、田村早苗に自分の亭主が情を交わしいると知って、直参の竜之介に金で頼んだのである。
    田村は、自分のしたことを嘆き、早苗を殺してから自分も自殺をする。
    身から出たさびであろう。

    「乱心者」
    乱心者と捕らえられた加納新八郎。
    乱心者と装い妻の実家を断絶に追い込んだ佐藤貢之介の命を狙う。
    それは、いじめられて家族を道連れに自殺した同僚の横山氏への復讐でもあった。
    久蔵の処置が、良いね。
    スカッとした。

    「子守歌」
    父親が、居なくなったおちよを子守する香織。
    借金の肩代わりに香合の贋物を作ったことで、拉致されたおちの父親 定吉。
    しかし、秋山久蔵は、定吉の贋作づくりの罪を、亀之助の悪事の捕物に役立ったと、罪を不問にするのだった。
    そろそろ、香織さんにお子さんができるのが、、、楽しみにしておこう。

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    投稿日:2017.05.24

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    【子供を殺した非道な下手人を久蔵が追いつめる! シリーズ第十二弾!】遺体の横に落ちていた「云わざる」の根付。“三猿”の根付に隠された秘密を剃刀久蔵が突き止める。人気シリーズ新装版第十二弾!

    投稿日:2014.09.09

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