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神尾丈治, 2-G / 一迅社文庫 (3件のレビュー)
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総合評価:
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柏葉
神尾丈治のオリジナル作品デビュー作(多分)。表紙の携帯電話が擬人化した女の子に萌えられるかどうかが、この本を楽しめるかの分かれ目だと思う。私はあざとく感じられて駄目だった。
投稿日:2014.02.22
かりおん
このレビューはネタバレを含みます
はい,そんなわけで読みましたよ. 第2世代の携帯電話を5年間使い続けバッテリーが一日保たず, 携帯会社からは機種変しろと催促されてた主人公,九郎君が 新しい携帯電話を買いに販売店を訪れまして 悩んだ挙句に店員に進められた「スペシャルなケータイ」にすることに. 引き取りに行ったらば純白のウェディングドレスを着た見知らぬ少女が居て 彼女がスペシャルな最新機種の携帯電話なのだという. そんなこんなで九郎と携帯電話べるのの生活が始まるわけです. なんだかんだしていると機種変して分かれた以前の携帯も擬人化してきて…. という話. Life Like ! ってゲームにフィーチャーした話だとか. というか,携帯電話の擬人化とかまさにアレですよね. 「リングディンドンリングディンディンドン♪」 「あ,私彼の携帯です」 「何故私が貴様の携帯なのだ….解せぬ.」 それなりに面白かったよ.
投稿日:2011.03.10
かとり〜ぬ
ケータイの擬人化 どこかで聞いたことのある話に、作中に聞いたことのあるキャラクターが一人・・・ もしやと思い、先にあとがきを見ると、やっぱり解答がありました(笑) 世界観としては、HOOKSOFTの…Like Lifeが用いられていますので、2巻以降書かれるのであれば、同社のFairlyLifeも用いてもらえると、ファンとしては嬉しい限りです。 さて、長年使っていたケータイを交換しようと携帯ショップへやってきた主人公・赤井九郎。 とは言え、今まで使ってきたのは5年も使ってきただけに、今の最新機種には、どれもしっくり来るのが無い。 そこで店員に「スペシャルでデラックスなケータイ、ただ、ちょっとだけヤンチャな子」と進められたケータイ。 受け取りに契約式(と言うより、ほとんど結婚式)へと赴いた九郎の前に現れたウエディングドレス姿の美少女、べるの。 女の子だけれどもケータイ そんな理不尽から始まる物語。 べるの自身は携帯としては最新型。 でも、心はまだまだ子供でしかない女の子。 世界観を知っているだけに、他の家電も擬人化するのではないかと読み進めていると、前の携帯も擬人化(なごみと言います)してしまいました。 なごみも含めた生活の中で芽生える、「九郎の役に立ちたい」というべるのの思いは、不器用な九郎との間ですれ違いを生じ、ほんの些細なことで大きくなり、そして些細なことで収束していきます。 この辺りは、「あぁ、ギャルゲーの主人公だ」と思ってしまいますね。 しかし世界観を同じくするFairlyLifeが2008年、Like Lifeが2004年(ともにPC初版発売年、後にコンシュマー化)ですので、現実に即しても、携帯の機能は留まるところを知りません。 最新機種のべるのだけにメールにネットに音楽、ワンセグにカメラetcを搭載。 でも、所有者(九郎)には仕えない(べるのが読み上げるだけ)のが、お約束♪続きを読む
投稿日:2010.09.27
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