【感想】精神科医とは何者であるか

頼藤和寛 / PHP研究所
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • ksnyb294

    ksnyb294

     職業人が自分の仕事を特別と思うきらいがある一方、さにあらず。多くの精神科医は、日々粛々と診察をこなすのみという。
     有名な北杜夫、加賀乙彦に春日武彦。香山リカに和田秀樹と、知名度は専門よりも「文才」によるらしい。
     自身「詩を書く少年」を称して、フロイトから薬物療法、脳、文学・科学両面性持つ精神医学を俯瞰するさまは、まるで筆が踊るかのよう。
     診察室の風景も織り交ぜながら、やまい、科学、社会がコミカル・シニカルに、多少のあきらめと希望を込めて楽しく描かれ、本の題名に対する回答が良く分かるのである。
    続きを読む

    投稿日:2017.10.27

  • hirune811ne

    hirune811ne

    ある意味で臨床心理学の呪縛から解き放ってくれた本。おかげで冷静になれました(^_^;)。私の臨床の核をなす部分を形成した本であり「バイブル」的な本になっています。既に5回は読み返したでしょうか。以後、頼藤先生の本はほぼ全巻読破しました。続きを読む

    投稿日:2010.08.13

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