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神門善久 / 生活人新書 (16件のレビュー)
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あいちゅう
農業問題も煎じ詰めると、土地問題であった。 現代日本の問題はここに集約される気がする。 林業もここに手を入れない限り、解決はないだろうな。
投稿日:2020.04.03
reif
いつから積んであったのか、何故ここに積まれているのか不明な本をふと開き一気に読了という珍事が起こりました、昨夜。農業行政の行き詰まりと行きすぎた保護の実態…、はよろしいのですが、提言が自由化なのがうー…ん、でした。競争原理は止めようぜ。自分の国で食べるものを自分の国で作るのは国の根幹では無いのかなあ、と素朴に思う。農家の「票田」の強さにビビッたりできます。この国には絶望しかないのか(二冊連続)(2020-02-03)続きを読む
投稿日:2020.02.04
japapizza
タイトルがもっと何か良いのがなかったのかなあ、と思う。 しかし関連書籍を読むにつけ農水省に対する怒りは留まるところを知らない。給料泥棒か犯罪者か呼ぶに相応しい言葉がみつからない… 政治も行政も頼れない…なら草の根で岩澤さんのような市民農園制度を市民一人一人が支えていくくらいしかできることはなさそうである。続きを読む
投稿日:2018.10.08
清狂
無秩序な農地転用に対して終始問題提起している本。 実現可能性はともかく、ちゃんと対策案を示しているのは潔い。
投稿日:2015.12.25
gotonorigoto
このレビューはネタバレを含みます
農地管理の無秩序により日本農業は崩壊するという意見を述べた本。有益だが,処方せん部分の最終章があまりに急進的で,実現性に首を傾げてしまった。 【特に印象的だった点】 明治の地租改正を経て,優秀な農業者は近隣の土地を買い集めて地主となり,村のリーダーとなって農村秩序を維持した。 ⇩ 重工業化により,地主は都市へ出て不在地主化。村の秩序が乱れて小作争議頻発等 ⇩ 満州事変以降の戦時体制のもと,地主・小作人含めて「農業会」が組織化され,相互扶助・協働化が進められた。 ⇩ 農業会体制は,事実上JA体制に。農業会的秩序維持機能が引き継がれたのが,戦後の集落機能 票田として農業者を考えると,政治家にとっては,少数の大規模農家より多数の零細兼業農家のほうが望ましい。 優良農地の農外目的への転用は,所有権の濫用。戦後民主主義は,権利主張の面では成功したが,自治の面では失敗 日本の稲作の効率化の伸びは,減反開始後鈍っている。アジアはどんどん伸びて,追いつかれそう。 半世紀前に開発されたコシヒカリが広く作付されているというのは,農業技術停滞の現れ
投稿日:2013.08.18
hisagi87
日本農業のあり方にかんして、より現実的な方向から詰めららており、興味深かった。常識を批判的に捉える視点が切れ味が良くわかりやすい。
投稿日:2013.04.11
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