【感想】【シリーズ】上海恋茶館 アール・グレイは琥珀のくちづけ

青木祐子, サカノ景子 / 集英社コバルト文庫
(8件のレビュー)

総合評価:

平均 3.6
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ブクログレビュー

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  • よっぱらり

    よっぱらり

    このレビューはネタバレを含みます

    加速するルパートの胡散臭さと変態の雰囲気。
    今回は女の戦いでしたねー。
    フェイ、リリア、メンファに白蓮。
    メンファは可愛くって癒されました…白蓮は計算高さにさすが売れっ子やでと感心しました。
    そして、まさかのルパートがフェイに惚れているという衝撃の事実からのメイファとの百合フラグ。
    ルパートみたいな男はフェイ大っ嫌いだと思うからメイファと姉妹愛をはぐくめばいいよ

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    投稿日:2013.06.15

  • 柳。

    柳。

    このレビューはネタバレを含みます

    シリーズ2作目にして、未だにリリアちゃんの性格がつかめない…。
    したたかで何考えてるのかわからないのよね~、もやもや。
    でも上海という舞台で大人と対等に渡り合おうとしてるんだから、これはこれで良いような気もしてきている…。

    龍之介とやっとちゅーまでいったーー!!
    と思ったら、告白シーンは結構さっくりでちょっと残念。

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    投稿日:2013.02.12

  • 瑠璃花@紫苑

    瑠璃花@紫苑

    この作品の雰囲気はすごく好きです。龍之介も硬骨漢で、女に慣れてはいてもクズではないし。古き良き謎めいた上海を味わうには、もってこいのお話です。第一巻では、ヒロインのリリアと契約恋人になっていた龍之介ですが、この巻ではちょっと進展があります。

    相変わらずキナ臭い租界の上流社会で、リリアの置かれている状況はどんどん剣呑になっています。でもね、どうも私は、リリアが聡い子の割にはぼんやりお茶を淹れてるのを見るとイライラしてしまうんですよね…。賢い身の処し方をしてるし、文句なく可愛いヒロインなのに。なんで気に入らないんだろ…?自分が不思議です。

    フェイや白蓮の方が、どん底も見てるだろうけど好き。できればリリアに感情移入して読みたいんだけどなあ。
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    投稿日:2013.01.30

  • karans43

    karans43

    このレビューはネタバレを含みます

    「紳士は、弱いものに力をふるわないのよ。だから、わたしは弱い限りは強くいられるんだわ」

    内容紹介です。

    楠木龍之介が上海に来て、ふた月弱。リリアン・ミルドレッドのもとに行方不明中の父ロバートから木箱が届く。中身は全葉の紅茶と白い花。この積荷を狙って、航海中、何度も盗難騒ぎが起きたらしい。案の定、メイファという姑娘が探りを入れに現れた。彼女を差し向けた者の正体と目的を探るべく、龍之介は紅麗路にある怪しげな妓館・花彩酒店に内偵を試みるが…。


    これからどうなっていくのか。予想がつきません。
    ただ一つ言える事は前作ヒーロー(?)シャーリーと同じくらい龍之介が苦労するだろうってことです。
    両想いになるのは早そうですが…。

    リリアが何を考えているのか、とか、龍之介の過去は、とか。
    気になることはいっぱい。
    これからどんな風にお話が進むのか、楽しみなような、なんとなく怖いような…。
    青木さんの作品なので、たぶんゆっくりゆっくり進むんだろうなぁと思いつつ。

    青木さんの丁寧な描写は好きなので、速度がゆっくりであることは気にはなりませんが、そういうのが苦手な人にはもしかしたらまだるっこしいかもしれません。

    まだまだ、物語は始まったばかりなので、これからに期待。
    龍之介は紳士ではないけれど、きっと「武士」なんでしょうね。
    正義感が強い!がそれがもしかしたら足引っ張っちゃうんじゃないの?なんて心配な今日この頃です。

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    投稿日:2013.01.30

  • LUNA

    LUNA

    ストーリーはなんてことないんだけど、リーダビリティがあるというか、続きが自然と気になるというか、ページをめくらされているというか……さくさく読んでしまう。

    結局、なんの話だったんだろ?
    なぜ積荷が狙われたのかを、さぐるミステリー?
    妓館の謎の女の子二人が気になる存在で。
    白蓮のほうは、複数の恋人を手玉にとる(が、本命には純情)ダークな部分を持ちつつも、芯のある女性で、少女小説の脇役にはこういう子いるよね、って感じ。
    メイファは、世間知らずの田舎娘で、かわいいし。

    ってか、フェイは女戦士でカッコいいし。
    意外と登場場面が少ない、主人公のリリアちゃんは、かわいらしい正統派主人公で。
    女の子キャラがよい、正しい少女小説だなぁ。

    リリアちゃんは、ずっとお屋敷にいて、まわりに動いてもらって自分は何もしてないようでいて、実はしっかりものを考えていて、ちゃんとボスしてる。
    大事な積荷を預ける場所も考えてるし、お茶会を開くことも自分でする、最終的にパーク卿と渡り合うのはリリアちゃん一人。
    (龍之介は、ほったらかしではなく、ちゃんと影から見守っていて、きっちりヒーローの役割を果たしている!)

    パーク卿が、単なる悪役でなく、一癖ある人物だが紳士ではあるという書き方が心憎い。

    リリアと龍之介の恋心も、ちょいちょい挟んでくるので、彩りになってる。実際、二人が顔を合わせてる場面は少ないけれど。

    たくさんのキャラを描き、上海の雑多な雰囲気をかき分け、謎を追わせる作品で、青木祐子さんはさすがの腕前!
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    投稿日:2012.10.05

  • 高瀬涼

    高瀬涼

    主人公の父から積荷が届いたことから話が展開する。中には主人公にあてた手紙、白い花、お茶。
    龍之介に日本からお客さん来たり、ルパートがフェイに近づいたりしました。リリアは商人の娘として堂々と危険な取引をしてました。なかなか見てて安心できる主人公です。

    とりあえずアールグレイが飲みたい。
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    投稿日:2012.09.09

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