【感想】甘苦上海(がんくうしゃんはい)

高樹のぶ子 / 文春文庫
(5件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • Spica

    Spica

    主人公の紅子は情事をお金で買い、その買った男が一回りも年下で、しかもワケありなのに、のめり込んでしまう。本気になって傷つくのが怖いからという理由で、二番目の男を作る心理はわからなくもないかな(二番目の男は駐在員で妻子もちとくれば後腐れもないし)。
    失うことや、傷つくことを恐れた末の選択が、最悪というか……後味が悪い。
    恋愛小説の割には現実的な描写があるせいなのか、個人的には色気とか艶みたいなものが感じられなかったのも残念。
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    投稿日:2015.11.24

  • シャイニングウィザード

    シャイニングウィザード

    日経新聞に連載されてたようだが、
    表現する場所を間違えたというか(苦笑)、
    果たして日経を読むような人たちからニーズがあるとは思えない作品。
    あ、私は好きですよ。日経読むような人じゃないし。(笑)
    否両論ある書評もたくさん見ましたが、
    主人公が同年代というだけで、私はそれなりに面白かった。
    51歳の女と39歳の男の恋愛沙汰は、
    若い人たちからすれば滑稽かもしれないけど。
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    投稿日:2015.10.19

  • rin--k

    rin--k

     タイトルに魅かれて読み始めたものの、中高年版ハーレクインのような感じ。
     上海という町が近年であっても、戦前のような猥雑で混沌としたイメージを引っ張り出しているのは、良くあるパターンだ。疎開地の名残に、海外ブランド店が入り込む街、その反面脈々と変化なく生活していく、中国人たち。
     またかあ、って感じ。
     上海だから許される恋なんて??すべてを手に入れても、あがいている様な紅子の生き方に共感できない。
     甘いというより、惨め。
     自己中心的な女を可愛いと思える男も分からない。
     この作者は苦手でした。
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    投稿日:2015.08.04

  • 文藝春秋公式

    文藝春秋公式

    【人生最後かもしれない、甘く苦しく激しい恋】上海でエステを経営する51歳の紅子のもとに一人の美しい男が現れる。欲望を肯定する街・上海を舞台に最後の激しい恋が幕を開ける。

    投稿日:2014.09.09

  • hanako-kmn

    hanako-kmn

    五十一歳の女と三十九歳の男との上海での最後の恋ものがたり。
    辛い恋をする時に、「二番目の男」の存在に癒されることは良く分かる(もうそんな二番目が必要な恋をしたいとは思わないけど)が、
    あまりにも選んだ男が悪いだろう、という恋物語で、モヤモヤ感満載。
    それでも惹かれる気持ちは止められないものだけど、それにしたって、この相手の男性、意味不明。
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    投稿日:2013.04.06

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