【感想】大中華圏―ネットワーク型世界観から中国の本質に迫る

寺島実郎 / NHK出版
(7件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • H.Sato

    H.Sato

    漢民族は海外に展開しても、自分たちの文明、文化にたいする強烈なまでの自信があるから、食文化も含めて、簡単には多文化になじまない。
    宗教民族たるユダヤ人とは違うので、共通の宗教的IDがあるわけではなく、華僑、華人だからといって簡単に手を組むわけではない。

    中国政府は華僑華人が持っている民主主義指向については常に悩みながらも、それとうまく調和して行かなければならない。
    シンガポールを批判して、笑顔の北朝鮮と言われているようだが、中国はリークアンユーの独裁主義を目指している。
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    投稿日:2014.09.23

  • chi-san

    chi-san

    経済大国日本と言えなくなって、
    自信をうしなっている現在、
    日本の自主独立を唱え、
    アジア諸国(中国、韓国を含む)との融和を優先し、
    バランスがとれた政治家としての安部首相は、
    寺島実郎のようなブレインがついているのだろう。

    期待したい。
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    投稿日:2013.11.04

  • arafunesan

    arafunesan

    このレビューはネタバレを含みます

    2013/09/20:読了
     華僑(華人含む)のネットワーク型世界観。
     これを中共は取り込みながら(取り込まれながら)、新しい大中華圏が生まれる。

     中国が分裂するというのと対極的な本。

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    投稿日:2013.09.21

  • haru2012

    haru2012

    経済産業的に実体化してきた大中華圏に向き合い、刺激として、より高次元から日本の進路、アイデンティティを考えるべし。

    固定観念や先入観でなく、現実、現状をどれだけ見られるか、読み解けるか。

    投稿日:2013.04.02

  • 1qsun

    1qsun

    ネットワークとしての中国および中国人の実態を最も鮮明に描いた本。シンガポールが、大中華圏の南端とユニオンジャックの矢の交差する接点に位置しているという指摘は面白い。

    投稿日:2013.03.15

  • Masa

    Masa

    ■チャイナ

    A.中国は、アフリカやアジアの途上国などに無償でパラボラアンテナを寄贈して、CCTV(国営放送局)の国際放送が視聴できるエリアを急激に拡大している。そして、一方的な中国の主張だけを打ち出した情報を流している。

    B.2012 年9 月、タイのバンコクやニューヨークで尖閣問題に関する華人のデモが起こった。この出来事が示すように、中国と向き合う際、中華人民共和国の人々と対峙じするだけでは不十分だ。大中華圏という概念を理解することが欠かせない。
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    投稿日:2013.03.03

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