【感想】ネクスト・プレジデントII

大川隆法 / 幸福の科学出版
(1件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • laza_quats

    laza_quats

    このレビューはネタバレを含みます

    [2016年6月3日読了]

    今となっては古い本である(2016年、オバマ氏が人気を終えようとしており、トランプ氏やH・クリントン氏が選挙戦を争っている)が、参考になるところ多々あり。
     なお、結論を先に述べると、どちらも日本を守ってはくれない。

    ★ロムニー氏
     彼はモルモン教の信者であり、口では「政治と宗教とは別」といいつつ、かなり深いモルモン信仰を有している。指導霊は7大天使のウリ○ルであるというが、そもそもモルモン教じたいが「七つの大罪」の一柱「マモ○」を精神的な支柱としている(ゆえに、金目の物や富に目がない)。
     ロムニー氏自身も経済的なことにしか興味がないようである。日本と中国・北朝鮮が友好関係を結ぶことを強く主張するが、日本が侵略されることには反対。一見矛盾する意見のようであるが、要するにアジア情勢のことをよく知らないだけである。なお、台湾は中国の属国になっても構わないと。その他、ソルトレイクシティーがアメリカの首都になるべきだというが、この点は私はよくわからない。
     前世は「ハンニバル将軍を擁するカルタゴの王」。

    ★サントラム氏
     こちらは、ロムニー氏とは逆に無宗教。ローマカトリックというが、それは「害を及ぼさない」宗教だと判断しているためで、特に深い信仰心があるわけではない。アメリカはすでに超大国ではないと明言し、小さなアメリカ(米この点はオバマ氏も同じ)を志向する。北朝鮮や中国の脅威に対しては、日本が武装をして対抗することを主張する。
     なお、前世はロムニー氏の前世と敵同士、「大カトーの近くにいた」者。

     振り返ればという話だが、全体としてアメリカが日本や中国から距離をとろうとする流れが見て取れる。幸福の科学が集団的自衛権を主張する理由の一つにもなっているだろう。

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    投稿日:2016.06.03

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