【感想】囚われの小鳥は甘く啼く【イラスト付き完全版】

わかつきひかる / 集英社シフォン文庫
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • らめるん

    らめるん

    【エロ注意】中華風妓楼もの。

    わかつきさんは男性向けのエロも書いてる方で、知りたくない女の部分とか、そこは夢を与えてよな部分を書く印象で、ちょっと苦手。
    でも見たことない文庫だったから。

    結婚前夜に夫が亡くなり、冥婚の風習で殺されるとこを領主に助けられる。領主の夫人の召使として雇われることになったのに、夫人の嫌がらせで妓楼入りする話。

    纏足や冥婚、妓楼は面白かった!
    領主が毎日こなければ調教ってのも、いやらしさ満載で良し。

    ただ、主人公と第一夫人の存在がなぁ。
    主人公、清純な雰囲気押しなんだけど、割としたたか。無自覚なこのタイプが一番女の子に嫌われるかと。
    あと相手が第一夫人も愛してるってのがなければ、スッキリしたのに何故こうしたんだろ?って疑問に思った。

    わかつきさん、女性なのかな。第一夫人に同情的なとこが、物語にとってちょっと蛇足だったかも。
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    投稿日:2013.04.02

  • うらこ

    うらこ

    このレビューはネタバレを含みます

    結婚式の前夜に夫となるはずだった翡翠は、姑に冥婚を強制されそうなところを領主の雲龍に救われ、侍女として雇われたのに、すぐに雲龍の妻によって妓楼に売り飛ばされちゃうというかわいそうな子。

    はかなげで素直そうでってところはいいんですけど、農民出の翡翠が雲龍から第二夫人にしたいと言われて、固辞することなくすぐに了承したり、半紙や墨を買うときに、高価だけど雲龍だから許してくれるはずとか思ったり、結構したたかな子だなって思いました。

    雲龍も妻も敬愛してるとかって言ってて、妻も好きだけど、翡翠も好きってのは、なくてもよかったかなぁ。

    あと、今回のイラストもすがはらりゅうさんでしたが、最近昔ほど雑な絵でなくなってきましたね。今回も見れる絵でした。

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    投稿日:2012.12.31

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