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ジョヴァンニ・ボッカッチョ, 柏熊達生 / ちくま文庫 (4件のレビュー)
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itsuji
再読。 ほとんど忘れていた。 そんなことでまんまと言いくるめられてしまうの?と思うような話もあって、おかしかった。 7日目9話はうっすら覚えていた。 いつの世も、恋愛や好色にはみんな興味津々だったん…だな。 当時の人たちも楽しく読んだのだろうな。 登場人物がいきいきと感じられて、古さを感じさせない。 だからこそ、時代を超えて生き残れた作品なのだな、と思う。続きを読む
投稿日:2021.01.03
マタン
このレビューはネタバレを含みます
結構残酷なお話が多いです。 言えるのは嫉妬は良くないということ。 男女間もそうだけれども 自分が追い付けない人に嫉妬して よからぬ行動を起こしたところで 何もいいことはないからね。 残酷なのは嫉妬に狂った父親が 愛した男を殺して心臓を 娘に食べさせた物語。 もうサイテー以外でもないし そのあとに待ち受けた展開は胸糞。 嫉妬なんか意味がないぜ。 読後感はかなり悪いので注意。 まず通常の概念で読んじゃダメ。
投稿日:2019.03.31
yaokuma
時代の違いか、国の違いかわからないけど、道徳観念が違いすぎて戸惑う。夫人は必ず浮気をするものなのか、暴力で他人の妻を横取りするのは許されることなのか。 それとも、そういうのはやはり実際はタブーで、お話…の中だけで楽しんでいるのか。 どちらにしても、読んでいてあまり楽しくない。続きを読む
投稿日:2017.11.18
kimakigami
相も変わらず、批判的。 イタリアは恋の国というけれど、あんなにも笑って浮気について話す若者の態度が意外。 厳粛なはずのカトリックの国で、そんな思想が横柄するのは、その時代の司祭がいかに堕落していたのか…が伺える。続きを読む
投稿日:2009.08.08
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