【感想】青春忘れもの

池波正太郎 / 新潮社
(6件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • rafmon

    rafmon

    一時でもこの世界観に浸れれば、読んだ価値がある。戦前と戦時をノンフィクションで描く、自叙伝。職を転々とし、しかし、どれも楽しみながらこなし、趣味にも遊びにも一生懸命。その生命力は、なんだって生きていけるのだという、人生に尻込みしてしまうような人たちに勇気をくれる。

    そう、大切なのは楽しむこと。
    続きを読む

    投稿日:2016.12.26

  • koochann

    koochann

    この小説家の幼少期から小説家になるまで。あまりにも奇想天外な人生で驚き。株屋、鉄細工家さんなどを経て、また株の世界へ。戦争、幼馴染・井上留吉との出逢いと青春、そして擦れ違い、再び遠方での再会・・・。遊び人だった池波氏の戯曲家、小説家としての成功が不思議であるとともに、こんなにいろいろな経験をしてきた人だからこそ洒脱な作品を生み出すことになったことが分るような気もする。続きを読む

    投稿日:2016.08.20

  • dysm3636

    dysm3636

    作家池波正太郎が自ら綴る青春。その時代、食、家族、芝居、映画、音楽、絵画等々なんとも傑作なエッセイです。
    まだ45歳前の池波氏にこの「青春忘れもの」を書かせた小説新潮の川野黎子さんの見識にも脱帽。巻末の「同門の宴」も傑作短編でイイ。続きを読む

    投稿日:2015.01.21

  • タコ松

    タコ松

    池波正太郎さんの回想記。戦前・終戦・戦後の様子をものすごく具体的に、その時の自身の考え方なども含めて記されています。戦前の東京はこんなにも活気あふれていたんだという発見。
    そして、終戦間近に、老婆が庭で豆をむいてるただそれだけの情景を短歌にする心境は、この本を読み進めないと理解することはできない。「人間の生死は、仮の姿にすぎぬ」続きを読む

    投稿日:2014.01.16

  • Vava

    Vava

    池波正太郎さんの、自伝エッセイ。兜町で稼ぎ遊んだと思えば、軍需工場で機械工になってみたり、そんな中でも芝居には強い情熱を持ち続けていたり、先をみてエネルギーあふれる生き方をしています。色々な経験は大切ですよね。続きを読む

    投稿日:2011.10.11

  • 本読み人

    本読み人

    最高評価ですね。

    ぜひ読んでみていただきたいと思う一書ですね。

    生きていくのが楽しくなりますよ。

    詳しくはブログ「本の世界」で。

    投稿日:2011.06.28

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