新刊・予約
ランキング
セール
特集・キャンペーン
ジャンル一覧
詳細検索
0
奥田英朗 / 文春文庫 (153件のレビュー)
レビューを書く
総合評価:
"powered by"
gaia
登場人物たちがどこで収束するのかと思いながら読んだ。 地方都市の閉塞感がありありと描かれ、日本中どこにでもありそうで、怖い。
投稿日:2023.11.15
なおこ
大好きな奥田さん。 読んだ気がするものの 結末を思い出せず、 とにかく最後まで読んだ。 珍しく、なかなか展開が起こらずに 日常が描かれていっていた。 中盤過ぎて、加速し始めると、 一気に乗っていく…ね。 特に、ことが起こったときの スリリングな描写の仕方が、さすがですわ。 圧倒的な筆致って感じ。 ラストの玉突き事故のシーンも、圧巻。 まさかここで集結するとは。 「無理」ねえ。 無理やりなんとかかんとかやり過ごしてきて、 でも最後には無理がたたって、 ってところでしょうか。 引き返せるポイントなんかは 誰にもあったんだろうけどね。 無理に巻き込まれてしまったりね。 こういう出来事も 日常に潜んでいるのかもしれないなぁ。続きを読む
投稿日:2023.07.11
ryokutya87
小説家の凄みを感じた。冴えない地方都市を舞台にした閉塞感溢れる群像劇。これだけいろんな立場の人のいろんな生活ぶりや感覚、感情を、こんなにリアルに表現できるその視点はいったいどこからくるのか?登場人物が…あまりにリアルで、巻き起こる出来事も千差万別なのに、どれもがまるで自分が体験していることのように感じられてしまう。今更ながら、本物の小説家ってすごいんだな、と感じ入った。拐われた女子高生、拐った引きこもり、役所勤めの公務員、市会議員、詐欺紛いの訪問販売員、新興宗教にはまる保安係、彼らに訪れる終幕のカタストロフは、重力崩壊した天体がブラックホールに転移する時の様を見せつけられているようだった。 最初から最後までまったく隙のない大傑作。 自分で勝手に理想の女性に昇華させてしまったデートクラブの人妻に、そのキンキン声と内容のない会話と愛撫時の演技で、急速に冷めていくエピソードがなぜか印象深く残ったな。 続きを読む
投稿日:2023.07.03
midori
143ページあたりからやっと話が進んできた。 この5人はどうして悪い方の選択ばかり選ぶのだろう?あ〜ぁ… でも、居そうで怖いです。 新興宗教のおばちゃんとかね。 最後まで読んで思ったのは 「無理〜!…」と叫ぶのは 警察官の方々ですね 続きを読む
投稿日:2023.05.30
pokke
5人とも、これでもかというくらいまで追い詰められ、ドン底まで堕ちていく。そして、最後にひとつの場所へ…。読んでて、気分が沈むだけで、面白みが全く感じられなかった。奥田作品には珍しくハズレだった(ーー;…)続きを読む
投稿日:2023.05.19
かりやまかりこ
途中までは最高に面白かった。同じ街に住むという共通点しかなかった彼らが、いつどう交わるのか、そしてそれぞれに抱えた難題をどう乗り越えるのか。 手に汗握りエンディングを読んでガッカリ、何とも中途半端で気…持ち悪い終わり方か。続きを読む
投稿日:2023.02.28
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。