【感想】ワケありな映画

沢辺有司 / 彩図社
(4件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • おがちゃん

    おがちゃん

     ワケありな映画っていろいろあるもんですねえ。わたしが本書を手に取ったのは,『暗号名黒猫を追え!』という映画を検索していてのことです。この映画が地元の能登の海も舞台になっていることを知ってDVDを手に入れようとしたのですが,Amazonなどでは扱っていませんでした。販売していたのが何やら妖しい組織の名前でした。その名も,「スパイ防止法制定推進国民会議」。妖しいでしょ。送られてくるのも時間がかかったので…。
     本書を読んで,この映画が上映禁止になったことを知りました。そして,その理由も。なんと,あの統一教会も絡んだ話だったのです。

     とまあ,こんな風に,本書には,上映禁止となった映画や,何やら悲劇を呼び込んだ映画,上映はされたもののDVDにはなっていない映画など,興味深い話題が1作品4ページと,コンパクトにまとめられています。いろいろあるもんですね。
     本書に取り上げている作品の中でわたしが見たことのある映画は,『暗号名黒猫を追え!』『靖国YASUKUNI』『泥棒成金』『太陽を盗んだ男』『黒部の太陽』『地獄の黙示録』『トラ・トラ・トラ』『エクソシスト』。本書を読むと,他のも余計に見たくなりますなあ。
     『黒部の太陽』では,危険な破水帯出水シーンで裕次郎さんが骨折していたそうです。知らなかった。負傷者も10数名でたとか…。
    続きを読む

    投稿日:2023.06.13

  • takuyahiga

    takuyahiga

    ワケあり映画として、『トラ・トラ・トラ!』についても書かれている。『トラ・トラ・トラ!』はアメリカ公開版と日本公開版があるけど、この著者は恐らくアメリカ公開版しか観てない。ちゃんと両方観てから、こういう本を書いてもらいたいものだ。続きを読む

    投稿日:2014.09.27

  • take9296

    take9296

    上映禁止になった作品のうち、「ブラックサンデー」は今年ようやく「第二回午前十時の映画祭」で、劇場公開されました。全国を1年間かけて巡回しています。ビデオもいいけれど、ぜひ大スクリーンでお楽しみください。私は公開2日目に行きましたが、場内はほとんど男子校状態でした。続きを読む

    投稿日:2011.05.08

  • reizei

    reizei

    ほとんど知ってるネタでした。わざわざ本にするのか…と思いつつ、知らない人にはいい塩梅かも知れないと。

    投稿日:2011.04.19

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