【感想】セクシィ仏教

愛川純子, 田中圭一 / メディアファクトリー新書
(7件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • boutoumetous

    boutoumetous

     三蔵法師の三蔵の一つ律蔵、修行者の守るべき戒律。そのうち性的放埒への戒めが微に入り細をうがっている。規則の網の目を逃れ、性的快楽を得ようとした修行者が古来いかに多いことか。魔羅というのは、修行を妨げる悪魔を指す言葉、転じて男性器の隠語なのだから推して知るべし。続きを読む

    投稿日:2020.11.24

  • ざどだぞ

    ざどだぞ

    特に「セクシィ」ではないけど、
    「不邪婬」戒に関するエピソードをまとめていて、
    とても興味深い。
    日本の仏教や文化の理解の助けになる。

    投稿日:2020.06.18

  • イワトビペンギン

    イワトビペンギン

    煩悩のある人ほど、煽情的なタイトルの本書をつい手に取ってみたくなる。私もそうだ。煩悩にまみれた人ほど読むべき書かもしれない。
    仏教はもともとインド発祥だが、かの国には有名な性典『カーマ・スートラ』があると書かれると、本書が語るべき内容も少しずつ見えてくる。挿絵は手塚治虫風の漫画ではあるものの、直接的なものが多いので、公衆の中で本書を読んでいると時にドキッとするかもしれない。
    とはいえ、性と仏教(僧)という漠然と対立概念に思われる内容も、数多くの(その手の)説話と解説を読み進むうちに、いつしか日本における仏教の変遷も理解できるようになっている。特に江戸時代から明治時代への移り変わりのなかで、仏教の置かれた立場がまったく変わってしまう様は、なるほどと思わされた。
    国家はつまるところ政治によって動くものであり、聖なる宗教も時の政治体制の中で、煩悩まみれの権力者によって振り回されるということだろう。
    続きを読む

    投稿日:2019.09.24

  • 本谷 明

    本谷 明

    このレビューはネタバレを含みます

    わかりやすく書かれていた。

    ただ挿絵に関しては、内容が内容なだけに人の絵(手塚治虫)のパロディで描くのは疑問。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2013.01.06

  • nagisa-shiosai

    nagisa-shiosai

    僧とて人の子。性欲も当然あってしかり。
    宗派によって戒めが異なったり、時代時代でも異なったりとその辺はまー、言い方が不謹慎かもしれませんが、かなりアバウト。
    じゃあ、男同士なら良いのか?動物とは?自慰は?などそれぞれ面白おかしく分かりやすく描かれています。
    実際問題跡継ぎどうしようって事もありますから。

    12/04/22-48
    続きを読む

    投稿日:2012.04.22

  • 風みどり

    風みどり

    性愛に対する著者の肯定的な視線に好感をもつ。変なイラストなどつけずに、もっとちゃんとした本に仕上げれば良かったのに。

    投稿日:2012.03.27

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