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北方謙三 / 集英社文庫 (33件のレビュー)
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総合評価:
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おとがわ
4.0 コイツが岳飛か。。。 水滸伝からの主要人物が老いていく寂しさがあるのと同時に、セカンドジェネレーションがどんどんと湧いてくる楽しさもある。 そして梁山泊時代より確実に複雑な勢力図。 ええやん…。続きを読む
投稿日:2021.03.27
toyosuke1206
このレビューはネタバレを含みます
水滸伝に引き続き、一気読み。 単なる国をかけた闘争を描くだけでなく、『志』という不確かなものに戸惑いつつも、前進する男たちの生きざまが面白い。壮大なストーリー展開の中で、たくさんの登場人物が出てくるが、それぞれが個性的で魅力的。よくもまー、これだけの人間それぞれにキャラを立たせられな。そして、そんな魅力的で思い入れもあるキャラが、次から次へと惜しげもなく死んでいくのが、なんとも切ない。最後の幕切れは、ウワーーっとなったし、物流による国の支配がどうなるのか気になってしょうがない。次の岳飛伝も読まないことには気が済まない。まんまと北方ワールドにどっぷりはまっちまいました。
投稿日:2018.09.13
マッピー
青蓮寺の目を逃れ雌伏していた梁山泊軍が、徐々にその姿を現わし始める。 しかし、それよりも大きく姿を変えたのが、江南一帯を手中にしつつある宗教団体の方臘たち。 ちょっと力をつけた叛乱予備軍だと思い、彼ら…の中に潜伏した呉用は、己の見る目が誤っていたことを知る。 ここで、ちょっと思ったのが、なぜ呉用自ら潜伏しなければならなかったの?ってこと。 戴宗のほうが適任では? そしてこんな早い時期に、岳飛まで出てきちゃうのね。 魯智信が、切り落とした腕を焼いて自分で食べた水滸伝に対応するかのような、武松の、切り落としたこぶしを焼いて食べる一件。 水滸伝では、脱獄して逃げる途中に盲腸の開腹手術をして命を取りとめた白勝が、今作では医者となって、瀕死のけが人を開腹手術で救命する。 水滸伝と楊令伝。 今のところストーリーは並走している。 道が分かれるのは、一体どこでだ?続きを読む
投稿日:2017.11.13
Bookman
大きな戦闘は無いが物語の方向性が見え始めた第二巻。 「幻王」となった楊令の真意。業を籠った右手を切り落とされた武松の変化。 後の南宋の英雄・岳飛の登場。童貫・楊令との邂逅。 特に気になるのが江南の宗教…指導者・方臘。個性の強い人物が多い「水滸伝」の中でもかなり異彩を放っている。 スパイとして接近している呉用もその魔性に取り込まれかけている感が。 北では金国が勢力を伸ばし、南では「方臘の乱」が勃発寸前。そんな中、力を蓄え状況を注視する梁山泊。 今後、どのように史実や実在の人物を物語に組み込み展開させていくのか楽しみながら読み進めたい。続きを読む
投稿日:2017.10.25
ravenclaw55
●1回目 2007.9.30 小説の全貌が姿をあらわしはじめる。 そうか岳飛が出てくるのか。 これで北方謙三の梁山泊系は、出版されている分は全部読んだことになる。 「小説すばる」に連載中らしい。… これも読もうかな… ●2回目 2015.1.24 方臘登場。 杜興のじいさんさんがいい味だしてるなあ。 1巻目だが、顧大嫂と孫二娘との掛け合いも面白かった。 花栄の子、花飛麟の鼻持ちならなさ加減がまたいい。 呉用が生き生きしてきた。続きを読む
投稿日:2017.10.11
nuwvk5
いよいよ梁山泊が集結。楊令を頭領に戴く。 そして南ではあの方蝋の乱が始まる。 どんな戦いが始まっていくのか。 熱い男たちの戦いが。
投稿日:2017.05.10
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